10日、新潟で開催されるキリンチャレンジカップ2014、日本×ジャマイカ戦で初勝利を狙うアギーレジャパン。注目選手の一人はセリエAにおいて開幕6試合で4ゴールを挙げている本田圭佑だろう。

ミラン移籍直後こそ思うようなプレーができず批判を受けることもあったが、今季は別人のような動きで目覚ましい活躍を見せている本田は一体何が変わったのか――、7日放送、フジテレビ「すぽると!」では元日本代表・宮本恒靖氏が見解を述べた。

「メンタル面での余裕、充実があるからこそ、良いプレーに繋がっている代表的な例かなと思います」。好調を維持する本田について宮本氏はこう切り出した。

また、同氏は本田を「どちらかというと自分のやりたいことをやり続けてきた選手」と表現しつつも、「キャプテンマークを巻くことでモチベーションが上がり自分がやらなきゃならない役割も増えて、新しい選手を引っ張っていかなきゃいけないという思いを持ちながらやってるし、それがプレー面でも表れている」と分析。アギーレジャパンでキャプテンマークを付けているところもまた成長の要因とした。

その他にも「苦しい時に流れを変えられるプレーは持っている」と本田を評価した宮本氏は「あとは言葉の部分や背中で引っ張っていけるところを出すことができるとクラブでも代表でも(他の)選手の持っているものを引き出してくれる」と期待を寄せた。