「ホームだから、ブラジルが大変な重圧にさらされるのは、最初から分かっていたことだ。それは普通のことだよ。ルイス・フェリペ・スコラーリ監督も常にその点を恐れていた」

ブラジルのレジェンドであるペレ氏が、ブラジル『Estadao』でこのように話している。

「もう一つの問題は、我々のチームはあまりにネイマールに依存しすぎているということだ。私がスコラーリだったら、おそらくはカカーかロビーニョ、ロナウジーニョの誰かを連れてきていたと思う。攻撃陣にバリエーションを持たせるためにね」

「センターフォワード? フッキがやれるんじゃないだろうか。彼は1970年のジャイルジーニョとそう変わらない。彼のことをすごく思い出すよ。フィジカルが強く、とてもスピードがあって、テクニックに優れている」

なお、ブラジル代表はDFダビド・ルイスがコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを抜き、W杯決勝トーナメント1回戦終了時点でのベストプレーヤーに躍り出た。FIFAがここまでのランキングを発表している。

D・ルイス、J・ロドリゲスに続くのは、カリム・ベンゼマ(フランス)、アリエン・ロッベン(オランダ)、ヤン・フェルトンゲン(ベルギー)、ネイマール(ブラジル)、チアゴ・シウバ(ブラジル)、イバン・ペリシッチ(クロアチア)、ヨハン・ジュルー(スイス)、トーマス・ミュラー(ドイツ)となっている。