来季から始まるJ3参加クラブがほとんど固まりました。

申請クラブ審査状況(Jリーグ)

まず、J2ライセンスを持つ3クラブ。

・町田ゼルビア
・ツエーゲン金沢
・カマタマーレ讃岐、または、ガイナーレ鳥取

讃岐は、条件付きでJ2入会が認められているので、J2最下位の鳥取と入れ替え戦に臨みます。

そして、JFLからJ3入会が認められた7クラブ。

・ブラウブリッツ秋田
・SC相模原
・AC長野パルセイロ
・福島ユナイテッドFC
・Y.S.C.C.
・藤枝MYFC
・FC琉球

そして、特別枠のU-22 Jリーグ特別枠。

これで11クラブ。
J3は12クラブでスタートする予定なので、もう1クラブが地域リーグから選ばれますが、どうやら財政目とかは似たり寄ったりらしいので、成績を重視するようです。

候補は、

・グルージャ盛岡
・レノファ山口
・アスルクラロ沼津

の3クラブで、この順で優先審査されるようです。

こうして見ると、東日本が多いのかな?
気になるのは、秋春制(夏春制?)に移行すると、秋田、福島、長野あたりは雪対策が必要なんじゃないかな。J1、J2でも大変ですけど、J3はもっと大変なような気がしますね。自治体の協力がどれくらい得られるか・・・ここはTOTOの利益をどかんと投入して欲しいですね。

あと特別枠の運営方法が未定のようですね。以前の報道だと、Jクラブで出場機会がない若手が週末に派遣されて1〜2日練習して試合に出場、すぐまた自分のクラブに戻って・・・の繰り返し。ベンチ入りどころかチーム全体のメンバーが全く固定されないので、戦術を練り上げるのは難しいでしょうね。また、出場機会がない若手とはいえ、(失礼ながら)J3レベルで成長に繋がるのかもちょっと疑問。そういう意味では、J3もある程度のレベルになってもらわないとダメですね。今はJ3のレベルはJFLと同じくらいなんでしょうけど、JFLより格上になってもらわないと。

さて、これで特別枠を除くとJの仲間が11増えるわけです。既存のJ1、J2のクラブでも財政面で苦労しているクラブが多いのだから、J3のクラブが無事運営出来てJ3が発展していけるのかがひとつの注目点でもあります。J1の2ステージ制の議論の時にJ3は独立してやっていく(J3が出来たからといってJ1、J2への分配金は減らない)と言っていたので、J2より経営はシビアになると思います。
是非とも、J3が発展していくことを祈っています。