「ガレス・ベイルが1億2000万ユーロ(約157億1000万円))なら、バルセロナからリオネル・メッシを連れ出すには、5億8000万ユーロ(約760億5000万円)が必要だ」

バルセロナのサンドロ・ロセイ会長がスペイン『スポルト』で、このように話している。

「メッシの契約解除金は2億5000万ユーロ(約327億4000万円)だが、そこに56%の税金がかかるので、合計では約5億8000万ユーロになる。どの選手でも出ていきたければ可能だが、メッシは例外だ」

そのメッシは最近、2018年まで契約を延長したが、再びサラリーアップをした上での契約更新を望んでいるという。カタルーニャの『El 9 Esporte』によると、メッシの父であるホルヘ・メッシ氏が、ロセイ会長に会うためにバルセロナにいるそうだ。サントスからFWネイマールが加入したことで、同選手がチーム最高額の報酬を手にすることが、メッシサイドには納得がいかないという。そこで、ロセイ会長と交渉について再交渉するそうだ。

なお、バルセロナのアンドニ・スビサレッタSD(スポーツディレクター)は、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が注目されるMFセスク・ファブレガスが、バルサに残留すると強調した。

「マンUは彼を売らないという我々の立場を理解し、彼の獲得を諦めた。我々はセスクと彼の仕事に満足している。彼は我々の背番号4であり、我々は彼を手放したくない」