パルマへ移籍したFWアントニオ・カッサーノが30日に記者会見に臨んだ。さまざまなテーマについて語る中で、ユヴェントスについて次のように話している。

「ユヴェントス? 10月にはもうスクデットを獲得しているだろう。ほかのどのライバルたちよりも、彼らは2、3段上にいる。彼らには絶対的に強い指揮官がいるんだ。それに、この夏の補強を考えれば、さっさと決めてしまうだろうね」

一方、自身が加わったパルマについては、このようにコメントしている。

「オレとアマウリ? このコンビは良くなっているよ。チームメートたちとのコンビネーションも同じだ。彼らが歩くなら、結果としてオレも歩く。今は脚がゆるゆるでね。早く良くなることを願っているよ」

「日程? もちろん、インテル戦は赤丸チェックだ。オレはインテルファンだからね。でも、オレにとって本当に特別なのはサンプドリア戦だよ。オレの心にあるチームだ」

「オレが好きなフォメーション? 4-3-1-2だ。でも、オレは監督が大好きだから、どんなシステムを選ぼうと、ポジティブに受け入れるよ。(ロベルト・)ドナドーニ監督と(ピエトロ・)レオナルディ(・スポーツディレクター)は、オレの移籍決断において大きな存在だった。オレはあと1年インテルでプレーし、スパイクを脱ぐつもりだったんだ」

また、規律面の問題については、自身の問題行動を指す「カッサナータ」に言及し、笑ってこう述べた。

「カッサナータがないとは保証できない。レオナルディは3回許してくれるだろう。その次は追い出されるだろうな」

最後に、これまでのキャリアで出会った監督たちについては、このようにコメントしている。

「(ファビオ・)カペッロ? ナンバーワンだ。(マッシミリアーノ・)アッレグリ? 素晴らしい監督だよ。(ワルテル・)マッツァーリ? とても素晴らしい指揮官だよ。でも…この『でも』は人間性に関することだ。監督としてではない。(アンドレア・)ストラマッチョーニ? 次の質問どうぞ」