100％バカンス クルージング（5）CONCIERGE 世界三大クルーズ会社 プリンセス・クルーズ
世界最大規模14万トンの豪華客船「ロイヤル・プリンセス」を就航させたプリンセス・クルーズは、1965年にアメリカで設立された世界三大クルーズ会社のひとつ。1977年に米国の人気TVドラマ「ザ・ラブボート」で当時の客船パシフィック・プリンセスが舞台となったことで、その名とブランドのロゴマーク「シーウィッチ（海の女神）」が広く知られるようになり、アメリカでは知らない人はいないといっていいほどの知名度を誇るクルーズラインだ。
（http://www.princesscruises.jp/）
今世界には400以上のクルーズ客船が運航していると言われている。数あるクルーズの中から、自分にぴったりのプランを見つけるのは大変。クルージングを体験したいと思ったら、まずは「誰と」「何の目的で」「いくらくらいの予算で」の3つのポイントを決めてから、船と就航エリア（行ってみたい場所）を選びたい。
クルーズラインは、サービスによってそれぞれランクが決まっているが、おおまかに3つのクラスに分けられる。100ドル以下からのカジュアルクラス、150ドル前後からのプレミアムクラス、500ドル前後からのラグジュアリークラスとあって、それぞれの客船の中でも部屋の場所によって料金が異なるのだ。初めてのクルージングを計画している人におすすめしたいのは、プリンセス・クルーズが属するプレミアムクラスのラインだ。カジュアルすぎず、敷居が高すぎないので、サービスへの満足度と気楽さのバランスが取れているのでおすすめだ。プリンセス・クルーズは、プレミアムクラスのなかでもラグジュアリーな雰囲気やオーセンティックなムードのクルーズラインが揃っており、船の種類も豊富なので、自由度の高さからお気に入りのプランを見つけやすいはずだ。
またプリンセス・クルーズに1度乗船すると、次回からリピーターとして様々な特典が受けられる「キャプテンズ・サークル」のメンバーになれる。乗船回／日数に応じて各種特典も用意されている。
バカンスを楽しむためのクルーズ船の中には、さまざまなエンターテインメントが用意されていて、まさに退屈とは無縁。世界各種の料理が食せるレストランにスタイリッシュなバー、劇場で繰り広げられる華やかなナイトショー、カジノ、ショッピング、スパやエステを思う存分楽しむことができる。また、旅にかかる費用についてもオールインクルーシブ（宿泊、食事〈一部を除く）、エンターテインメントなど船内での基本料金すべて込み。アルコール代、カジノ、ショッピング、スパなどの個人的な費用は別料金）のシステムになっているのもクルージングの魅力。スマートトラベラーにとって最適な旅スタイルだ。
クルージングならではのシステムなどもあるため、事前にチェックしたり、旅行会社のセミナーへ参加してみよう。例えば、船のなかではすべてをクルーズカードという1枚のIDカードで、身分証明書、船内でのショッピングや支払い、また客室の鍵など、さまざまな機能がある。そのため、クルージングには外貨や小銭、クレジットカードすら不要なのだ（※）。また下船の前日には、客室の外にトランクを出しておけば、朝起きて下船する時に重たい荷物を運ぶ手間が省けるという便利なシステムもある。システムが分からなくても、クルーは皆フレンドリーなので、分からないことは尋ねてみるといいだろう。もしくは船内新聞をチェックしておくといい。
*ランドリーの利用には硬貨が必要な場合があります。また、下船して町を観光する際は、現地の通貨またはクレジットカードが必要になります。
待望の日本発着クルージングをチェック。
- これまで見たこともないような地球の美しさに出会えるのが、クルージングの旅だ。
旅のスタイルが多様化する今、これからの旅の選択肢にぜひクルージングを加えて欲しい。これまでご紹介したとおり、最新のクルーズ船は陸の上のホテルと変わらないサービスの質を持ち、食事やエンターテイメントに至るまで、きっと満足できる旅ができるに違いない。そして、何と言っても広い海を船で渡るという旅情を楽しめるという魅力や、陸からは望めない景色を眺められる感動は、他の旅では味わえない奥行きがある。便利な世の中になって、移動手段はますますスピーディで快適になっているが、スピーディな日常を離れ、過ぎていく時間をじっくりと噛みしめながら楽しむクルージングという旅スタイルが、"スローな時の過ごし方"を求める現代人にとって、何にも代えがたい魅力になって迫って来るはずだ。
プリンセス・クルーズでは、今後日本の長崎で造船された客船ダイヤモンド・プリンセス、サン・プリンセスの2隻体制で日本と周辺のアジアの魅力を体感できる日本発着クルーズを展開していく。2014年4月から10月までの出発で、横浜、神戸、小樽を基点にした5日〜11日間の10コースが用意されており、8日間で9万円台からと、リーズナブルなコースもある。日本人にとって、憧れだったクルーズライフがぐっと身近になり、これから新しい旅スタイルを楽しむ人がますます増えそうだ。
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100％バカンス クルージング
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協力：プリンセス・クルーズ
、ロイヤル・プリンセスの概要（日本語） 、内部の様子（CG）（英語）
