婚活中男女の75%が”婚活疲れ”を実感 -婚活のために犠牲にしているものとは?

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恋愛・結婚マッチングサイトを運営するマッチ・ドットコム ジャパンは、全国の25〜45歳の婚活を行っている独身男女を対象に行った「婚活と日常生活との両立に関する調査」の結果を発表した。調査は3月13日〜20日に行い、男性116人、女性125人計241名の回答を得た。

婚活中の男女に「婚活疲れはありますか?」と質問したところ、「少しある」「ある」「とてもある」を合わせると75.1%と、7割以上の人が婚活疲れを感じている結果となった。理由として多く挙がったのは「いい人が見つからない」ことや「初対面の相手に対する気疲れ」だった。

婚活歴が長くなればなるほど、そのストレスに長い間さらされるため、「このまま見つからないかもしれないという焦りや精神的ストレスから、感情が不安定になることがある」(43歳女性/婚活歴:5年〜10年未満)といった深刻な心労を吐露する回答も見られたという。

また、「人と付き合いなれていないので精神的に疲れる」(27歳女性/婚活歴:半年未満)、「同じ作業の繰り返しになるので飽きる。モチベーションの維持が難しい」(31歳男性/婚活歴:2年〜3年未満)との意見も。「休みが潰れるので疲れる」(31歳男性/婚活歴:3年〜5年未満)と、体力面での疲れを訴える人もいたとのこと。

「婚活のために犠牲にしていることはありますか?」との質問では、約半数の人が、婚活のために何かを犠牲にしていると回答した。

最も犠牲になっていたのは「貯金」で、全体の29.0%だった。「貯金したい額を切り崩して婚活にまわしている」(25歳女性)という人や、「老後が不安なので貯金したいけど、どこに出会いがあるか分からない、と思うと友人の誘いや飲み会、合コンなどへ出費してしまう」(33歳女性)というジレンマを抱えている人もいたという。「着たくもない服を着るためにお金を使っている」(34歳男性)という回答も。他にも、お金と時間が減ることで「趣味」や「友人付き合い」を控えたり、婚活に力を注ぐあまり「仕事」を犠牲にしているという回答も見られたとのこと。