『最強のふたり』のスマッシュヒットで日本でも知名度を上げたオマール・シー
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 昨年から日本でフランス映画最大のヒットを記録している映画『最強のふたり』で黒人青年のドリスを演じた俳優オマール・シーが、大人気アメコミ映画『X-メン』シリーズ最新作に出演するとブライアン・シンガー監督が明かした。

 ハリウッドでのリメイク企画が進行するなど、世界中で注目を浴びている『最強のふたり』。オマールは劇中、フランソワ・クリュゼ演じる車いす生活の大富豪フィリップの介護者として雇われ、一人の人間として正直にフィリップと接して友情を育む貧困層の青年を好演、評判を呼んだ。

 その演技はハリウッドでも注目されたようで、『X-メン』最新作のメガホンを取るシシンガー監督は土曜日、自身のツイッターで同作とオマールを絶賛。同時に彼を、『X-メン:デイズ・オブ・フューチャー・パスト(原題) / X-Men: Days of Future Past』のキャストとして迎え入れることを発表した。役柄については不明となっている。

 同作はシリーズの前日譚(たん)『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の続編で、ジェームズ・マカヴォイやマイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスら前作キャストが集結。また前シリーズに登場したパトリック・スチュワートやイアン・マッケラン、アンナ・パキン、そしてヒュー・ジャックマンの出演などが報じられている。(西村重人)