去る9月18日、『AKB48』の「29thシングル選抜じゃんけん大会」が行われた。このじゃんけん大会は“ガチ勝負”とされるが、ネットなどは《本当なの!?》という声しきりだ。

 じゃんけん大会は6月に行われた“選抜総選挙”とともにAKBのビッグイベント。今回、島崎遥香(18)が優勝。人気で順位を決める「第4回選抜総選挙」では23位。次代のアイドルと評判の逸材だ。
 「島崎の名は決戦前からネットでは評判になっていた。もともと『第2回選抜総選挙』では28位となり、研究生としては異例の人気者だった。そろそろ出てくるだろう、と見られていたわけです」(アイドル評論家・堀越日出夫氏)

 しかし、じゃんけん大会はガチがウリ。そうそううまく勝ち抜けるはずはないのだが…。
 「芸能界的に見ると、島崎は超大手のB社に所属。今年、彼女を強力にプッシュしているという話もあり、けっこう上位で勝ち残るという見方がありました。AKB側としても前田敦子が卒業した現在、新たな目玉がほしい時期ですから」(夕刊紙記者)

 それにしても、今回のじゃんけん大会は、あまりに露骨な営業だったという評判は、随所から出ている。29th(29枚目)シングルには16人が選抜されるが、その中には「第4回選抜総選挙」の10以内のAKBメンバーからは篠田麻里子、柏木由紀、板野友美が選抜されるという結果。本戦出場者が86人とされているが、あまりに都合よすぎるメンバーが揃った。
 「篠田は昨年優勝。柏木は老舗中の老舗W社に所属。いまやドル箱タレント。板野にいたっては芸能界最大のHプロでしょう。バランスがよすぎですよ(笑)」(投稿雑誌編集者)

 それにしても昨年、篠田が優勝したときも、「疑惑のガチ」などと揶揄されたものだ。
 「だって、じゃんけんですからお互い打ち合わせをして出す手を決めたら、勝負はいくらでも作れる。AKBがそうだとは言いませんが、台本が作りやすいことは確か」(前出・同)

 前回よりも今回のほうが批判が大きいのはなぜか。
 「実は一部雑誌が島崎の勝ちを予想しているんです。その雑誌は芸能界に強い雑誌。それこそ島崎を“ガチ予測”していた。テレビ視聴率8.7%という類を見ない低さが物語っているのでは」(芸能プロ関係者)

 絶対ガチです!