8月18日、鈴鹿サーキット出開催されたスーパーGT ポッカ1000kmの予選。ノックダウン方式で3回の予選が行われ決勝グリッドが決まります。



その予選を勝ち抜いたのは「でちゃう!」のロゴがまぶしいtriple a vantage GT3。富士、セパンと3位表彰台に登っていますから実力は充分以上。このまま長丁場の1000kmを逃げ切るのかどうか、注目です。



そして、やっぱりというかスゴいというかのMUGEN CR-Z GTが予選2位でフロントロー獲得!「でちゃう!」との差はなんと約100分の5秒。さすが鈴鹿はホンダのサーキット、ここで好成績を残せるように開発されていることは間違いないでしょうが、デビュー2戦目にしてこのポジションは快挙です。



そして3位はS Road NDDP GT-R。菅生の覇者が鈴鹿も好位置を確保。



4位はGSR初音ミクBMW。セパンのポイント取りこぼしと菅生の低迷を払拭したかのような印象の走りでしたが、Q3の後半、ある程度のタイムを出したことで明日のスタートへ向けタイヤを温存した感も否めません。ここら辺は各チームの作戦もあります。決勝のスタートで一気に前に出てしまえば、ポールポジションも関係ないということで。



やはり鈴鹿に強いスバル!BRZが5位です。鳴り物入りでのデビュー以来、ほとんどいいところが無かったBRZですが、鈴鹿では期待が持てそうです。


以下、10位までの順位は


6位マネパ ランボルギーニ GT3、7位JLOC ランボルギーニ GT3とランボルギーニ勢が続き、8位ENDLESS TAISAN 911、9位HANKOOK PORSCHEとポルシェ勢。そして10位はエヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電。エヴァはいつもコンスタントに最終予選まで残ります。


ここまでみて、あの車種が一台もいないことに気付きました。アウディ R8勢は全てQ2で敗退。そしてフェラーリも。


MUGEN CR-Z GTを除けば5位までの上位勢はすべてFR。このあたりに秘密があるきもしますね。


写真は菅生戦、富士テストで撮影したものです。


(北森涼介)