ローマは19日のセリエA第24節でパルマと対戦する。前節シエナ戦での敗北を受け、ルイス・エンリケ監督はチームが浮き沈みを続けていることについて、次のように語った。

「私は、対戦相手を評価できるようにならなければいけないと思う。そのクオリティーやパフォーマンスをね。戦術やフィジカル、メンタルの問題じゃないんだ。この2カ月、私はチームが同じアプローチで試合に臨むのを見てきた」

「(パブロ・)オスバルドが出場するか? 先発で出られる状態だ。ただ、90分間プレーできるかも、実際に先発するかも分からない。マルキーニョ? 彼はまだ100%ではないんだ。2週間前に加わり、まだチームのプレーのメカニズムを理解しなければならない」

「今の私には、パルマ戦以外の目標はない。欧州カップ戦出場権を得るのにあと15試合ある。次の試合以外のことを心配してはいないよ。今季が異常なシーズンでも、移行期というわけでもないんだ。私が関心あるのは、すべての試合で、堂々とゲームを終えることだけだよ」

「パルマには前回勝ったが、それから彼らは監督と一部選手が代わっている。厄介だろうが、私は前節とは違うレベルを期待しているよ。我々はパルマを倒すために仕事をしてきた。シエナ戦とは違うローマを待っている」

「私は未来のために働いているんじゃない。すべては結果次第だからだ。うまくいかなければ、ほかの選手たちや監督が来ることになる。それがサッカーだ。私が若手を重視しているというのも事実じゃない。私は年齢で選んだりしない。クオリティーやパーソナリティーで選ぶんだ」

「私はパルマに勝ちたい。そして、無様な姿を見せることになったら、そこから立ち上がることを考えるだけだ。私も含め、誰の残留も確実じゃないんだよ。明日の試合はマーケットだ。誰がローマに残りたがっているかが分かる」

「今日の練習は私にとってテストのようなものだった。明日は真のテストとなる。何が移行期なんだ? 私にとっては、今朝の練習が最も大切だった。私は選手たちに良い練習をしてもらいたい。そういうメッセージでローマは素晴らしいチームになるんだ」