水戸ホーリーホックは20日、Jリーグから借り入れを行っていた「公式試合安定開催基金」3000万円の返済に関して、記者会見を行った。以下、記者会見の模様をお伝えする。(取材・文:佐藤拓也)

■沼田邦郎代表取締役社長挨拶
このたびはJリーグ借り入れ金である「公式試合安定開催基金」の返済期間が10月末ということで、それに際する記者会見を行わせていただきます。

本日、10月20日、Jリーグからお借りしていました「公式試合安定開催基金」をすべて完済しました。Jリーグをはじめとします他37クラブ、ならびにみなさんにご迷惑おかけしまして申し訳ございませんでした。このたび無事返すことができました。本当にありがとうございます。

今年の1月16日に記者発表という形で発表させていただきました。10年にお借りした「スポーツ振興投票対象試合安定開催特別会計(toto基金)」を返済できず、「公式試合安定開催基金」に転換するということで、10月31日まで猶予を持って借りておりました。今回は株主のみなさま、スポンサーのみなさま、水戸ホーリーホックを支えるためにサポート募金が集めていただいたみなさま、ゲームを見ていただいたみなさま、本当に多くの人からご支援をいただきました。やっぱり水戸を支援していただける輪が広がっているなと感じました。みなさま方に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたが、みなさま方の多くのご支援があったおかげで今日に至っております。いろんな人に支えられて、水戸ホーリーホックの心構えをもう一度引き締め直してですね、経営基盤を作っていきたいと思います。ますます市民クラブに向けての形として、地域の方と歩んで行けるように貢献していきたいなと思っております。地域があってこそ水戸ホーリーホックはあると私は思っております。わが社、わがチーム、全員そういう気持ちでやらせていただいております。

また、来年、再来年に向けて、さらに精進しないといけない部分もあります。みなさま方には多大なるご指導ご鞭撻をいただきながら、多くのご支援をいただきながら進めさせていきたいと思っております。

■質疑応答
(続きはJマガ公式携帯サイトで)

■著者プロフィール
佐藤拓也

1977年生まれ。北海道生まれ、横浜育ち。日本ジャーナリスト専門学校卒業後、フリーランスのライターとして活動を開始。その後、「EL GOLAZO」や「J’sGOAL」、「週刊サッカーダイジェスト」「週刊サッカーマガジン」「スポーツナビ」などサッカー専門媒体に執筆。現在はJ2を中心に様々なカテゴリーを取材して回っている。


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