>Vol.3 ORGANIC FOOD 豊かな自然が育んだ、オーガニックコーヒー農園、バニラ農園を訪れる

土地が持つパワーは、その場所だけに宿るのではない。その土で育った植物にも、土地のパワーは受け継がれる。ハワイで育ったコナ・コーヒーがパワー・フード、スピリチュアル・フードとして紹介されるのはそのため。

土地が持つパワーは、その場所だけに宿るのではない。その土で育った植物にも、土地のパワーは受け継がれる。ハワイで育ったコナ・コーヒーがパワー・フード、スピリチュアル・フードとして紹介されるのはそのため。実際に、コナ・コーヒーを飲むと、美味しさや豊かな薫りだけでなく、心身ともに解きほぐされていくようなほっとする心地よさを味わうことができる。その理由は自然のパワーに満ちたこの地を訪れれば納得できる。

ハワイ50選にも選ばれ、今やハワイを代表する名産品の一つとして、ブルーマウンテン、キリマンジャロと並び世界三大コーヒーにも数えられるコナ・コーヒー。ハワイ島独特の火山性土壌と水はけの良さ、豊かな日差し、適度な雨量など、コーヒー栽培に適した自然条件に恵まれたコナは、アメリカで唯一ビジネス目的のコーヒー栽培が行われている地域。ハワイ州が品質を厳しく管理し、世界の全コーヒー生産量のわずか0.1%程度しか収穫されないという希少種なのだ。

(写真左):赤く熟したコーヒーの実"コーヒーチェリー"。そのジュースと果肉は、驚くほどフレッシュで甘い。抗酸化物質を含む皮は、サプリメントに。

そんな貴重なコナ・コーヒーを、コナの自然環境を生かして自然のままに100%有機栽培で育てているのが、アメリカ最大のオーガニックコーヒー農園であるマウンテンサンダー・コーヒー・プランテーション(米国農務省承認)。2003年から数々の賞を獲得している"クラウド・フォレスト・エステート"を筆頭に、小粒の希少種"ピーベリー"など高級品質の豆を生産している。フアラライ山の標高1000mの場所で家族経営により丁寧に生産されるコーヒーは、収穫、除草、剪定、ミル、乾燥、グレーディング、焙煎、製品化まですべて手作業で製品化される。

(写真左):動物が暮らす農園では、自然に近い状態でコーヒーの木が育っている。農園ツアーに参加すると、プランテーション内に暮らすロバやガチョウと触れ合うこともできる。(写真中央):コーヒーの味を決める焙煎を行うのは、オーナーのトレント・ベイトマンさんをはじめとする3人のローストマスター。(写真右):ローストしたての豆からは、コーヒー特有の香ばしい薫りが。

至福の1杯のために、最高のこだわりをもって製造されている生産過程は見学可能だ。予約不要の無料ツアー、生産全工程も見学できる要予約の有料ツアーともに、申し込み時から日本人スタッフが対応してくれるので安心だ。ただでさえパワーに満ちたコナ・コーヒーも、自然の力を十分に取り込んだマウンテンサンダーのオーガニック豆なら、そのパワーはより強力に感じられるはず。まずは、農園を訪れて、フレッシュなアロマとなめらかな味、ハワイ島のパワーを体感してみてほしい。

(写真左):農園のエントランスでは、コーヒーの試飲ができる。(写真右):マウンテンサンダーの豆は、もちろんすべてオーガニック。

標高が最も高い場所でコナ・コーヒーを生産しているマウンテンサンダーをはじめ、コナにある各コーヒー農園では、春にはコナ・スノーと呼ばれる甘い香りを放つ真っ白い花が咲き乱れ、秋には収穫を迎える。毎年11月には「コナ・コーヒー・カルチュラル・フェスティバル」が開催されるが、それ以外の時期でも香り豊かなコーヒーで訪れる人を年間通して楽しませるのがこの地の魅力。農場ツアーに参加して、魅力により深く触れてみれば、ちょっとしたコナ・コーヒー通になれるかも。

マウンテンサンダー・コーヒー・プランテーション 
(写真左):ハワイアン・バニラ・カンパニーのエントランス。ランチと農園ツアーがセットになったバニラ・エクスペリエンス・ランチョンも体験できる。(写真右):バニラ農園で作られているバニラ製品は、併設のショップで購入できる。

もうひとつ、ハワイ島で訪れてみてほしいのが、バニラ農園だ。コナから1時間半ほど、ヒロからは1時間ほど、ホノカアにほど近いハワイ島のハマクアコースト、パアウイロ・マウカに位置しているのが、米国で初めて商業的なバニラ栽培に成功したハワイアン・バニラ・カンパニーが経営するバニラ・キッチン。トロピカルな環境のもと、最高品質のバニラを栽培するかたわらレストラン、ギャラリー、ショップも運営し、バニラの魅力を訪れた人々に紹介している。時間があるなら、バニラを使った料理と農園ツアーが楽しめる2時間のバニラ・エクスペリエンス・ランチョンがおすすめ(大人39$/要事前予約)。

(写真左):古き良きハワイにタイムスリップしたかのようなダイニングルーム。(写真中央):ランチョンでいただけるサラダ。オーガニックの野菜、クリスピーなペカンナッツ、フェタチーズ、チリ、バルサミコなどを使ったオリジナルレシピ。(写真右):バニラ農園のダグさん。農園では、バニラの特徴、栽培法について知ることが出来る。

ある日のメニューは、オーガニック栽培のグリーンサラダ、スープ、ソルベ、シュリンプ、ケーキの盛り合わせ、アイスクリーム、そしてコーヒーまたは紅茶というラインナップ。すべて、甘く魅惑的なバニラが取り入れられたスペシャルメニュー。目の前で調理のデモンストレーションも見ることができ、バニラを使った調味料の作り方、使い方の紹介も。希望者にはレシピも提供されるという盛りだくさんのプログラムだ。農園ツアーでは、一年にたった1回、4時間だけ咲く花に手作業で受粉させ、その後収穫までに8〜9ヶ月待たなければならないことをなど、栽培についてもレクチャーがあり、世界で最も高価なスパイスのひとつであるバニラの秘密にも触れることができる。ギフトショップでは、バニラ・エクストラクト、ジャムや紅茶、ドレッシングなどの食品だけでなく、ソープやクリーム、ローションやリップバーム、スクラブなど、自社で丁寧に手作りしているスキンケア製品も並ぶ。ハワイ島での思い出づくりに、また大切な人への特別なお土産を探しに、一度出かけてみてはいかがだろうか。

Hawaiian Vanilla Company 

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