ダニエル・ラドクリフ『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』 (C) 2011 WARNER BROS. ENT. HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C) J.K.R. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C) WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
 いよいよ本日公開となるシリーズ最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』。公開に先駆けて、東日本大震災の被災地を勇気付けるべく、本作の特別試写会が開催された。

 本作は、英国の著者J.K.ローリングが手掛けた世界的ベストセラー・ファンタジー小説を映画化した世界的人気を誇るシリーズ作品。2001年に公開された第1章となる『ハリー・ポッターと賢者の石』から約10年。世界中から愛されているキャラクターたち全てが物語の完結を迎える重要な展開がたくさん盛り込まれ、ハリーの最後のアドベンチャーをシリーズ最大のスケールで描いている。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。

 今回開催された試写会は、宮城・岩手・福島の3県。7月14日に、ワーナー・マイカル・シネマズ 名取エアリ、ワーナー・マイカル・シネマズ 北上、郡山テアトルで3D吹替え版が上映された。さらに、本作の出演者であるダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン・ルパート・グリントなどが被災地へ向けた応援メッセージとサインを書き込んだ日本国旗が贈呈された。

 ワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社代表取締役のウイリアム・アイアトンは、「この度の東日本大震災では、宮城県をはじめとして、被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。本日の試写会に先立ち、先週イギリス・ロンドンで行われました取材やワールド・プレミアイベントの際に、本作の出演者陣が被災地の皆さまの1日も早い復興とご健康を願い、メッセージとサインを書き込んだ日本国旗を、応援旗としてお持ちさせていただきました。東北被災地を代表して、宮城県村井知事に贈呈させていただきます。本作は、友情や家族の大切さなどのテーマがある作品です。ぜひこの応援旗が、多くの皆さまが見られて、復興への“勇気”や“元気”、“希望”が沸くキッカケとなって下されば幸いと思っております」と被災者へ向けてコメントをした。

 また、村井知事は、「貴重なものを頂き、本当にありがとうございます。宮城県庁1階の、多くの県民の目に触れられる場所に飾らせていただきます。大災害の後、世界中の皆様から応援メッセージをいただきました。今、私たちは復興に向けて全力で取り組んでおります。このようなメッセージやサインをロンドンから届けて頂き、感謝致します。出演者さまのお気持ちは、県民の皆さまに必ず伝わると思います。また震災から4か月が経過し、県民の心にも少し余裕が出てき始めたところです。映画に触れて、元気が出てくることと思います。そして、この映画の成功もお祈りしております。」と感謝のコメントを残した。

 この応援幕は、東北被災地代表として宮城県・村井知事に贈呈され、その後、岩手県・福島県へリレー形式で繋いでいく予定だ。

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は、7月15日(金)より全国ロードショー。

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』特集ページ - MOVIE ENTER

「ハリー・ポッター」特別試写会にコスプレイヤーと各界著名人が登場(2011年07月14日)
「ハリー・ポッター」最終決戦の鍵を握る“分霊箱”と“死の秘宝”とは?(2011年07月13日)
エマ・ワトソン「10年間サポートしてくれたことを本当に感謝」(2011年07月09日)
ついに完結!「ハリー・ポッター」10年の歴史を振り返る(2011年07月04日)
ハリポタ、最終章までの10年を振り返る特別映像が公開!(2011年06月30日)