ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2<br />(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.<br />HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C) J.K.R.<br />HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C) WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
 いよいよ7月15日に公開される最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』で10年の歴史に幕を下ろす、史上最強のファンタジー映画「ハリー・ポッター」シリーズ。ハリー・ポッターと“闇の帝王”ヴォルデモートとの最終決戦の鍵を握るのは、7つの「分霊箱」と3つの「死の秘宝」。10年の壮大なフィナーレを前に、「分霊箱」の存在が明らかになった第6章『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年公開)から、昨年11月に公開された第7章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』までを振り返る。

 「分霊箱」とは、7つに引き裂かれたヴォルデモートの魂の断片を保存している魔法器のこと。分霊箱に納められた魂の断片は、魂をこの世に繋ぎとめ“完全な死”を防ぐ効果をもつ。かつて赤ん坊のハリー殺害に失敗し、その力を失いながらも再び復活を遂げたように、肉体が破壊されても、ヴォルデモートは本当に死んだことにはならない。ヴォルデモートを倒すには、分霊箱をすべて探し出し、破壊しなくてはならないのだ。

 7つの分霊箱の内、1つ目は第2章『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年公開)で、ハリーが「トム・リドルの日記」を破壊。2つ目は第6章で、ダンブルドアが「マールヴォロ・ゴーントの指輪」を破壊。3つ目は第7章で、ロンが「サラザール・スリザリンのロケット」をすでに破壊している。残る4つの分霊箱とは一体何なのだろうか?


 また、第7章でその存在が明らかになった「死の秘宝」とは、童話「吟遊詩人ビードルの物語」に載っているおとぎ話の一つ「三兄弟の物語」に登場。死の秘宝は「ニワトコの杖」「蘇りの石」「透明マント」の3つからなり、全てを手に入れた者は、死に打ち勝つことができる(=不死身になる)とされている。その伝説が真実なら、ヴォルデモートの手に渡れば、分霊箱を上回る究極の力を手に入れてしまうかもしれない。

 「透明マント」は、第1章『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年公開)で、ダンブルドアがハリーへと寄贈。また、「ニワトコの杖」は、第7章でダンブルドアの死により、ヴォルデモートの手へと渡ってしまった。そして残る「蘇りの石」を手にするのは、ハリーかヴォルデモートか?

 7つの「分霊箱」と3つの「死の秘宝」は、シリーズ開始当初よりハリーたちが知らずに触れている物なのかもしれない。ハリーはまだ知らないが、当時1歳にしてヴォルデモートが放った「死の呪い」を跳ね返し“生き残った男の子”になった日、ハリーの運命は決まっていた。そして11歳に成長し、現在までホグワーツ魔法魔術学校で積み重ねてきた準備はすべて、ヴォルデモートとの決着の日のためだったのだ。

 7月15日、すべての答えがここにある。史上最強のファンタジー、10年の壮大なフィナーレを見逃すな。

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