23日、元香港代表スタープレーヤーのCheung Sai-ho(35歳)が、妻と口論の末に36階の自宅マンションの窓から飛び降り自殺したと、現地紙が一斉に報じた。

Cheung Sai-hoは香港において最も有名な選手の一人で、2008年に現役引退。2003年には香港MVPに輝き、香港代表ユース時代の1993年にはイギリスで行われたポーツマスカップにおいて、開始2.8秒でゴールという世界最速ゴール記録を樹立したこともある。

香港警察のスポークスマンは、「妻と口論した後に飛び降りた。金銭面でもめていたようだ」と明かした。

かつて香港代表を率いたTsang Wai-chung氏は、サウスチャイナ・モーニングポストの取材に対し、「彼は優れたヴィジョンを持ち、サッカーをよく理解している選手だった。彼ならきっと良い監督になれると思っていたのだが」と語った。

Cheung Sai-hoは代表戦56試合に出場して8ゴールを決めている。