アイドルグループ「モーニング娘。」のメンバー、田中れいなさんが1日夜、自身のブログに韓国人の顔つきをマネた写真を掲載したことで、韓国では「蔑視（べっし）だ」などと、非難と批判が出た。メディアは「変なポーズで韓国人蔑視？」などと相次いで報じた。

　田中さんは1日に掲載したブログエントリーに、同メンバーの亀井絵里さん、道重さゆみさんと共に撮影した写真を公開した。田中さんが「何かおもしろいことをしよう」と提案。亀井さんは指で目元を上に引っぱりつり目にし、韓国人のイメージを表現。田中さんは「えりのイメージはこんな感じっちゃろうね」と書き込み、つり目のポーズをとった写真を掲載した。

　道重さんとも同様のポーズをとり、ブログに公開。田中さんは「最近世間は韓国ブーム」だと紹介し、メンバーも「はまっている」と、韓国に親近感を持っていると説明した。

　韓国の大手ポータルサイト「ネイバー」では2日午前、急浮上検索語の6位に「モーニング娘。」がランクイン。問題の写真は韓国でも大きく注目された。韓国のネットユーザーらは「ふざけたのだとしても度が過ぎている。同じ東洋人としてひどい」などと述べ、不快感を露わ（あらわ）にした。

　韓国メディアは「モーニング娘。の行動に悪意は感じられなかった」と擁護した上で、「つり目は外国人が考える東洋人のイメージであり、場合によっては蔑視ととらえられる部分。もう少し慎重であるべきだとの意見が多い」と批判した。（編集担当：新川悠）



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