南アフリカ・ワールドカップ(W杯)が目前に迫る中、ガーナ代表をショッキングなニュースが襲った。チェルシーに所属するMFマイケル・エッシェンが、大会を欠場しなければならなくなったというのだ。ガーナサッカー連盟が公式サイト上で明らかにした。

ガーナサッカー連盟によると、代表チームのメディカルスタッフ責任者とチェルシーのメディカルスタッフ責任者が相談した上で、エッシェンの大会欠場決定が下されたそうだ。同選手は7月末まで復帰できないという。エッシェンは1月のアフリカ・ネーションズカップの際にひざを負傷し、そこから完全回復ができていない。

4年前に行われたドイツ大会には出場しているエッシェンだが、自身2度目となるW杯を南アフリカで戦うという夢は叶わなくなってしまった。ガーナはグループDに属しており、ドイツ、セルビア、オーストラリアと対戦する。初戦は6月13日のセルビア戦。

また、チェルシーにとって、エッシェンはW杯欠場を余儀なくされた2人目の選手となる。1人目は、ドイツ代表のキャプテンとして大会に向かうはずだったMFミヒャエル・バラックだ。同選手はポーツマスとのFAカップ決勝で負ったひざの負傷のため、本大会欠場が決まっている。