3月のドイツの製造業購買担当者指数(PMI)が発表され、予想の56.8に対して59.6という強い数字でした。

ミュンヘンのシンクタンク、IFOによる3月の景気動向指数も予想95.8に対し98.1という強い数字を示しています。

最近のユーロ安でドイツの工場は息を吹き返し、ビジネスマンのセンチメントは改善しているわけです。

PIIGS問題解決に向けての、最も実現可能なシナリオとは:

1. 先ずドイツやフランスの景気をガンガンに良くする
2. そして昔通りスペイン、ポルトガル、ギリシャなどがその「おこぼれ」を頂戴する

というアプローチです。
既にそういう方向へ向けて欧州は走り出していることが今回の景気指標で確認できたと思います。


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