インテルのマッシモ・モラッティ会長が、ジェノアのアルゼンチン人FWディエゴ・ミリート(29)の獲得に関心を示していることが明らかとなった。今夏の移籍市場でレアル・サラゴサからジェノアに移籍入団したミリートは、ここまで12得点を挙げる活躍で、現在セリエA得点ランキング首位を走っている。ミリートの獲得には、レアル・マドリーが名乗り挙げたが失敗に終わった模様。

インテルは、ミリートがジェノアサポーターから絶大な信頼を得ていることを十分に認識しており、そのため6か月間のトレード案を検討。インテルは現在ミリート獲得のために、1対3のトレードを検討しており、FWバロテッリ、DFブルディッソ、MFオビンナ、MFダクールなどをトレード要員としてリストアップしている。

ジェノアはミリートを失ったとしてもバロテッリ、ブルディッソそしてオビンナの加入で、UEFA杯出場権獲得圏内を十分狙うことが可能。また、欧州CL決勝トーナメント1回戦のマンチェスターユナイテッド戦を2月に控えるインテルにとって、ミリート加入はエースFWイブラヒモビッチの良きパートーナーとしての期待も大きい。