「未成年アイドルと飲酒」はウソ? スクエニ、漫画誌契約社員を処分
スクウェア・エニックスの漫画雑誌「ヤングガンガン」の契約社員男性が、未成年アイドルとの飲酒を告白して騒ぎになっている。しかし、同社では、アイドル同席はまったくのウソとしており、男性を処分したことを明らかにした。
「オタクはきもい」との発言も
「今日ゎオレの歓迎会なんだけど、今3次会で麻布」
こんな独特の助詞を使う告白文が書かれたのが、ミクシィの2008年10月4日付日記。そこで、「ドラクエ」のゲームで知られるスクエニの契約社員男性(自称28歳)は、16歳と19歳の女性アイドルらと「飲んでる」と書き込み、未成年飲酒と騒ぎを巻き起こした。
この男性は、編集部に10月1日から働き始め、日記によると、グラビアと漫画の担当だとしている。
さらに、仕事開始後の10月13日には、別の女性アイドル(18)の写真集サイン会に休日出勤したときの日記を書いて、これも物議を醸した。「やたらオタクに絡まれた。マジきもくて鳥肌たったゎ」とキモヲタ発言をしたのだ。
「出来心だったのかもしれません」
この騒ぎに対し、スクウェア・エニックスと同社ヤングガンガン編集部では、同誌公式サイトで08年10月14日、事実関係を全面否定した。社内調査の結果、女性アイドルらとの飲酒などについて、「事実無根の情報」だと分かったとして、ミクシィの日記を削除する措置を取ったというのだ。契約社員男性については、その内容を明らかにしていないが、就業規則に従って厳正な処分をしたという。そのうえで、「虚偽情報の流布」でアイドルやファンらに迷惑をかけたとして、お詫びしている。
同社では、J-CASTニュースの取材に対し、男性がなぜウソまでついて告白したのかについて、「いろいろな出来心だったのかもしれませんが、なぜウソをついたかは分かりませんし、申し上げる必要もありません」と話している。
なお、未成年アイドル2人のプロデューサーも、J-CASTニュースに、「16歳がそんな飲み会に参加するわけがありません。契約社員は知りませんし、会ったこともないと言っています。まったくの虚偽と結論が出ていますので、これ以上は答えません」と困惑した様子だった。
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