レオ・メッシを自身の後継者に指名するなど、これまでメッシを称賛してきたディエゴ・マラドーナ氏が「メッシは時々自分のためにプレーし、チームメイトの存在を忘れてしまうことがある。もっとチームとしてプレーすべきだ」と苦言を呈したことでメディアを賑わせているが、そのメッシがワールドカップ予選を終え、12日朝にバルセロナに帰還した。

「気にしてない。ディエゴが言うことには慣れている。彼には常に僕について話すことがあるんだ。でも、問題ないよ」。

 マラドーナ氏の発言についてコメントを求められたメッシはそう語り、同氏の苦言も特に気にしていない様子を見せた。「何の問題もない。僕はいつものようにプレーし続けるつもりだ」と続けたメッシ。マラドーナ氏の苦言もおそらくメッシのプレースタイルに影響を及ぼすことはないのだろう。メッシは批判に耳を貸すようなタイプではない。常に自分のプレー、チームのプレーに集中している。

 金曜日にバルセロナに戻ったばかりのメッシが翌土曜日のラシン戦の招集メンバーに入るかは微妙なところだが、「コンディションはいいし、プレーしたい」とカンプ・ノウ開幕戦となる週末の試合への意欲を見せている。

(スペイン通信)