今夏、ASローマからインテルに移籍した元ブラジル代表MFマンシーニ(27)が24日に行われるセリエA王者(インテル)対イタリア杯王者(ASローマ)によるスーパーカップへの特別な思いを語った。

 “SKY”のインタビューに応じたマンシーニは「ゴールへの意欲?ASローマをリスペクトしているので、俺の意欲はなかなか上がらない。しかし、インテルの同僚のモチベーションは高いよ。自分がゴールを挙げて嬉しいか嬉しくないかも今は分からない。ただ、優勝杯がミラノに留まることが重要だ。今はそのことだけを考えている。」

「ASローマとの絆は深かった。5年半在籍したが、素晴らしい結果を残すことができた。俺のクォリティーを開花させるチャンスを与えてくれた場所でもある。また、サポーターとも良い関係を築くことができたので、移籍退団したことへの負い目と寂しさはある。全てを与えてくれた世界一美しいローマの街は、今後も俺の心の中に残り続ける。先日までASローマでプレーしていたので、他の選手より注目されるのは当然のことだ。厳しくそして特別な試合となるだろう。スーパーカップで勝利を収め、重要な1年の弾みにしたい」と複雑な表情で話した。