ワンセグもGPSも内蔵! 頼もしい小型ノートPC「SC3KP06GA」レポート【気になるPC】
ミニノートPCの世界で個性的な製品で勝負してきた工人舎から7インチワイド液晶を搭載したミニノートPC「SC3シリーズ」(以下、SC3)が発売された。
SC3は3台目4台目のパソコンとして使う人をターゲットとしたマシンということもあり、GPSモジュールやOfficeソフトの有無、黒と白のカラーの違いなどから全8モデルが用意されている。
■デザインコンセプトは“小さいノートPC”
SC3はいずれのモデルもCPUにインテルのAtomプロセッサーZ520(1.33GHz)、チップセットにIntel US15Wを採用し、1Gバイトのメモリーと60Gバイトのハードディスクを内蔵する。
液晶ディスプレイは解像度が1024×600ドットの7インチワイド液晶を採用、タッチペンにより画面から直接入力ができる。ディスプレイを180度回転させるとタブレットPCスタイルとなり、スペースに制限がある場所や屋外でもネットサーフィンやメール確認が行えるようになっている。
本体サイズは、幅約189mm×奥行き155mm×高さ33mm(突起部含まず)、重さは標準バッテリー装着時で約798g(GPSなし)/ 約820g(GPS内蔵)。持ち歩いた時の「軽快さ」、外で使ったときの「快適さ」に加え、リバーススタイルへ変化させた時の「快感さ」をテーマとした「小さいノートパソコン」にこだわって作成されている。
バッテリー駆動時間は、メーカー公称で標準バッテリー装着時 約3.2時間、別売のラージバッテリー装着時で約6.4時間となっている。動作時間は使用環境や使用状況などにより変わるが、サブマシンとしては十分な駆動時間といってよいだろう。
■世界初!GPSユニットを標準搭載
「SC3KP06GA」はA5サイズのノートPCとしては世界で初めてGPSユニットを内蔵し、ナビゲーションソフトウェア「GrandMap PC Navi for KOHJINSHA」と連動したポータブルナビが利用できる。自動車に搭載して「カーナビ」にするもよし、持ち歩いて「徒歩ナビ」にするもよし、小さいノートパソコンだからこそできる使い方が可能だ。
■ワンセグ機能をみてみよう
ワンセグ機能を内蔵しているので、好きな時間にワンセグ放送を楽しめる。リバーススタイルで視聴すれば、ポータブルテレビのように使える。
■打ちやすさにこだわったキーボード
SC3は、キーボードの開発からスタートしたというだけあり、キーボードへのこだわりは並々ならぬものがある。
SC3のキーボードは、「タッチタイピングできるキーボードの入力性能を損なわずにどこまでサイズを絞り携帯性と操作性を高めることができるか」を追求したと開発担当者は語るほどだ。
A5サイズのノートパソコンは、本体が小型であるためにキーボードも小型化してしまうが、SC3は使用頻度が高いアルファベット・キーは記号キーよりも大きい14.2mmのキーピッチを確保している。またキートップは台形に加工、パンタグラフ機構にも改良が加えられておりキーストロークが1.55mmある。実際にキーボードを打鍵してみると、小さいキーながらなかなかの押し心地だ。
またタッチパッドはSCシリーズのために開発された特注品となっている。一般的なノートパソコンのパッドの縦横比率は4:3であるが、SC3は16:9と液晶画面の比率にあわせてあるのだ。パームレスエリアは狭いがパッドによる操作も快適だ。
■充実したインターフェイス
SC3は、インターフェイスが充実している点も見逃せない。A5サイズ以下のノートパソコンでは本体を小型化するためインターフェイスをポートリプリケーターやクレードルに待避し、USB端子とCFカードスロット程度しか本体に備えていない製品もよくあるが、SC3では本体に、USB端子×2、3in1(SDスロット、メモリスティクカードスロット、MMCカードスロット)、ExpressCard/34スロット、アナログCRT端子,有線LAN端子、内蔵マイク、オーディオ入出力端子と、A4ノートパソコン並みのインターフェイスを備えている。さらにワイヤレス通信は、無線LAN( )とBluetooth( )の機能を搭載している。
次のページでは、「SC3KP06GA」の各部を写真でみてみよう。
SC3は3台目4台目のパソコンとして使う人をターゲットとしたマシンということもあり、GPSモジュールやOfficeソフトの有無、黒と白のカラーの違いなどから全8モデルが用意されている。
■デザインコンセプトは“小さいノートPC”
SC3はいずれのモデルもCPUにインテルのAtomプロセッサーZ520(1.33GHz)、チップセットにIntel US15Wを採用し、1Gバイトのメモリーと60Gバイトのハードディスクを内蔵する。
写真1 ノートブックスタイルの「SC3KP06GA」 |
本体サイズは、幅約189mm×奥行き155mm×高さ33mm(突起部含まず)、重さは標準バッテリー装着時で約798g(GPSなし)/ 約820g(GPS内蔵)。持ち歩いた時の「軽快さ」、外で使ったときの「快適さ」に加え、リバーススタイルへ変化させた時の「快感さ」をテーマとした「小さいノートパソコン」にこだわって作成されている。
写真2 プレゼンスタイルの「SC3KP06GA」 | 写真3 タブレットPCスタイルの「SC3KP06GA」 |
バッテリー駆動時間は、メーカー公称で標準バッテリー装着時 約3.2時間、別売のラージバッテリー装着時で約6.4時間となっている。動作時間は使用環境や使用状況などにより変わるが、サブマシンとしては十分な駆動時間といってよいだろう。
■世界初!GPSユニットを標準搭載
「SC3KP06GA」はA5サイズのノートPCとしては世界で初めてGPSユニットを内蔵し、ナビゲーションソフトウェア「GrandMap PC Navi for KOHJINSHA」と連動したポータブルナビが利用できる。自動車に搭載して「カーナビ」にするもよし、持ち歩いて「徒歩ナビ」にするもよし、小さいノートパソコンだからこそできる使い方が可能だ。
写真4 左側面にGPSユニットを標準搭載。引き出すことでGPS衛星の受信感度がアップする | 写真5 ナビゲーションソフトウェア「GrandMap PC Navi for KOHJINSHA」 |
■ワンセグ機能をみてみよう
ワンセグ機能を内蔵しているので、好きな時間にワンセグ放送を楽しめる。リバーススタイルで視聴すれば、ポータブルテレビのように使える。
写真6 ワンセグ放送を視聴しているところ | 写真7 ワンセグ用のアンテナを標準装備する |
■打ちやすさにこだわったキーボード
SC3は、キーボードの開発からスタートしたというだけあり、キーボードへのこだわりは並々ならぬものがある。
SC3のキーボードは、「タッチタイピングできるキーボードの入力性能を損なわずにどこまでサイズを絞り携帯性と操作性を高めることができるか」を追求したと開発担当者は語るほどだ。
A5サイズのノートパソコンは、本体が小型であるためにキーボードも小型化してしまうが、SC3は使用頻度が高いアルファベット・キーは記号キーよりも大きい14.2mmのキーピッチを確保している。またキートップは台形に加工、パンタグラフ機構にも改良が加えられておりキーストロークが1.55mmある。実際にキーボードを打鍵してみると、小さいキーながらなかなかの押し心地だ。
写真8「SC3KP06GA」のキーボード | 写真9 キーボードのキーを押した状態 |
またタッチパッドはSCシリーズのために開発された特注品となっている。一般的なノートパソコンのパッドの縦横比率は4:3であるが、SC3は16:9と液晶画面の比率にあわせてあるのだ。パームレスエリアは狭いがパッドによる操作も快適だ。
写真10 パッドは縦横の比率が16:9のワイドサイズ |
■充実したインターフェイス
SC3は、インターフェイスが充実している点も見逃せない。A5サイズ以下のノートパソコンでは本体を小型化するためインターフェイスをポートリプリケーターやクレードルに待避し、USB端子とCFカードスロット程度しか本体に備えていない製品もよくあるが、SC3では本体に、USB端子×2、3in1(SDスロット、メモリスティクカードスロット、MMCカードスロット)、ExpressCard/34スロット、アナログCRT端子,有線LAN端子、内蔵マイク、オーディオ入出力端子と、A4ノートパソコン並みのインターフェイスを備えている。さらにワイヤレス通信は、無線LAN( )とBluetooth( )の機能を搭載している。
次のページでは、「SC3KP06GA」の各部を写真でみてみよう。