福岡県志免町の男性(57)宅の押入内の天袋に潜み続け、住居侵入で逮捕されていた女性が潜伏生活を語った。

事件は5月28日、男性が物が度々なくなることから監視カメラを設置したところ、不審者が写ったため警察が駆けつけ現行犯逮捕したものだった。
住居侵入で逮捕されたのは住所不定堀川タツ子容疑者(58)で、男性宅の押入の天袋に潜み生活していたものだ。
警察で取り調べたところ、堀川容疑者は
「昨年5月から天袋に住み始めた」
と供述したことが30日に分かった。
なんと約1年間も気づかれずに暮らしていたことになる。

男性は一人暮らしということもあり、台所と居間以外の部屋はほとんど使っていなかった。
天袋がある部屋は”開かずの間”の状態で、留守がちだったこともあり堀川容疑者が長期間、潜伏できた要因と同署は見ている。

天袋の彼女の部屋?にはマットレスが敷かれ、狭いながらも生活空間が築かれており、水分補給と見られるペットボトルや菓子の空き袋も見つかっている。
堀川容疑者は逮捕時、長袖Tシャツにジーンズ姿だった。天袋のマイルームでくつろいでいるところが想像できそうだ。
男性が留守の合間に勝手に風呂に入ったり、トイレなどの用事を済ませたりしていたとみられる。
数百円の所持金があり、同署は窃盗の疑いもあるとみている。

そこに住もうと思ったきっかけは何だったのか?なかなかできない発想と思うのだが。
迷惑な話ではあるが、逞しさを感じてしまう。

(編集部:TAKESHI)