(株)セブンイレブン・ジャパンは、(株)アイワイ・カード・サービスおよび(株)ジェーシービーと提携し、4月7日より、全国のセブンイレブン店舗で、簡単・便利な非接触IC決済サービス「QUICPay(クイックペイ)」(後払い方式)の取り扱いを開始する。

QUIC Payとは ポストペイ(後払い)方式の小額決済サービス。事前にチャージする必要がなく、ユーザが予めクレジットカードを登録しておくと、QUICPayの利用代金を、クレジットカード利用代金と合わせての請求となり、使った分だけ支払いできる。

同時に、セブンイレブン独自のチャージ型電子マネー「nanaco」にQUICPay機能を持たせることとし、nanacoカード1枚で、前払い、後払いどちらも利用可能となる。こちらの機能提供は4月18日からの予定だ。

現在は、前払い、後払い含めて電子マネー百花繚乱の様相となっており、端末側で全サービスに対応させるには、コスト的、時間的にも課題は多い。コンビニ業界トップのセブンイレブンが、QUICPayを導入したことで、電子マネーの勢力分布が変わる可能性もあると考えられる。

(編集部 真田裕一)