小田和正、60歳3ヶ月で“自己ベスト”更新

　2002年4月に発売したベストアルバム「自己ベスト」が売上枚数230万枚を突破する中、先月28日に2作目のベストアルバム「自己ベスト-2」を発表した小田和正。同作は発売1週目で17.6万枚を売り上げ、12月10日付のオリコン・ランキングで初登場1位を記録。2005年6月に発表したオリジナル・アルバム「そうかな」で、自身が記録した“57歳9ヶ月”の最年長アルバム1位記録を“60歳3ヶ月”に更新した。

　小田は過去にも30代はオフコースで、40代、50代はソロでアルバム1位を獲得しており、アルバム1位は30代から60代まで4世代連続となる初の快挙。今年8月に発表したシングル「こころ」では、故・石原裕次郎氏がもつ“52歳7ヵ月”の最年長シングル1位記録を20年ぶりに“59歳11ヶ月”に更新した。

　「自己ベスト-2」には、NHK連続テレビ小説「どんと晴れ」の主題歌となった「ダイジョウブ」や、フジテレビ系月曜9時ドラマ「ファースト・キス」の主題歌となった「こころ」の他、明治安田生命企業CM曲としてオンエア中の「たしかなこと」や、TBS系ドラマ「それは、突然、嵐のように…」の主題歌となった「まっ白」のシングル4曲を収録。その他にも、オフコース時代の「生まれ来る子供たちのために」「君住む街へ」のセルフカバーなどを含む全15曲を収録する。

　期間限定生産のウィンターパッケージとなって同時発売された前作「自己ベスト」も14位を記録。また、小田の楽曲を原曲に、本人も参加しているAIDS チャリティProject「RED RIBBON Spiritual Song -生まれ来る子供たちのために-」も同時発売され、シングル・ランキングで初登場4位を記録した。なお、このシングルの利益は日本ストップエイズ基金に全額寄付される。

　今月25日（23時35分から翌26日1時29分まで、一部地域では放送日時が異なる）には、TBS系でクリスマス恒例のテレビ特番「クリスマスの約束2007」を放送。くるり、さだまさし、佐野元春、宮沢和史、矢井田瞳をゲストに迎え、小田とのスペシャルなコラボレーションを楽しむことができる。

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