今季もマルセイユで不動の右サイドバックとなっている酒井 photo/Getty Images

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データサイト『WhoScored.com』が、リーグ・アン第37節のベストイレブンを発表。マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹が、見事ベストイレブン入りを果たしている。

18日に行われたリーグ・アン第37節で、日本代表DF昌子源を擁するトゥールーズとアウェイで対戦したマルセイユ。この日本人対決でマルセイユの右サイドバックとしてスタメンに名を連ねた酒井は、1-1で迎えた50分、ルーカス・オカンポスの落としをペナルティエリア右手前で受けると、ダイレクトで思い切って左足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。

逆転に成功したマルセイユだが、61分に一瞬のスキを突かれて2失点目を喫し、試合を振り出しに戻される。しかし、この窮地を救ったのはまたしても酒井だった。76分、スルーパスから右サイドの裏へ抜け出した酒井は、ダイレクトで中央へ絶妙なクロス。これをフリーで走りこんだクリントン・エンジが冷静に合わせ、勝ち越しに成功したのだ。その後、終了間際に2点を追加したマルセイユは、5-2でトゥールーズを撃破し、日本人対決は酒井に軍配が上がっている。

1ゴール1アシストの大活躍で、マルセイユの勝利に貢献した酒井。『WhoScored.com』は、あらゆるデータによって算出するレーティングで「9.1」の超高評価をつけ、この試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出した。さらに、このレーティングはリーグ・アン第37節で右サイドバックとしてプレイした選手の中でも最高評価となり、同節のベストイレブンにも名を連ねている。なお、同節にプレイした全選手の中でも、3番目に高い評価となった。

発表されたベストイレブンは以下の通り

[GK]
ステファヌ・リュフィエ(サンテティエンヌ)「8.4」

[DF]
酒井 宏樹(マルセイユ)「9.1」
カミル・グリク(モナコ)「8.5」
ガブリエウ(リール)「8.3」
フォデ・バロ・トゥーレ(モナコ)「7.8」

[MF]
ニコラ・ペペ(リール)「9.4」
ロマン・アムマ(サンテティエンヌ)「8.8」
メンフィス・デパイ(リヨン)「9.0」
ジョナタン・バンバ(リール)「9.4」

[FW]
ロベルト・ベリッチ(サンテティエンヌ)「8.4」
ジョナタン・イコネ(リール)「8.5」