神田うの、梅宮アンナ

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 タレントの梅宮アンナが18日に自身のインスタグラムを更新。ネットの誹謗中傷について「本当に心が痛いし、許せない。。本当に」と怒りのコメントを掲載した。

 アンナは、「今日は、、皆さんに聞いてもらいたい事があります。ネットの誹謗中傷の怖い話と、それに踊らされる人の話」と切り出し、「私はとかくネットで言われがちな人です。これは、公人なら仕方のない事」と前置きした上で、「ネットの悪口は、人を傷つけます。やられた人にはわかるよね。何故それが放置されているのか?私には理解できない」と苦言を呈した。

 さらに、「ネットの書き込みにより、仕事を失う事が起きるのです。今回で2回目かな」と書き込みの影響で仕事を失ったと告白した。

 俳優・梅宮辰夫を父に持つアンナは、抜群のスタイルと美貌を兼ね備え、1990年代に街でのスカウトがきっかけとなり、母・クラウディアと同じモデルの世界へ足を踏み入れた。そして、雑誌 『JJ』の専属モデルをはじめ、『CLASSY.』や『VERY』など数々の女性誌の表紙を飾り、カリスマモデルとして一時代を築き上げたのだ。

 同時期に群を抜くカリスマ性を持ったタレントの神田うのとアンナは、良きライバルとして切磋琢磨した仲である。親友と言っても過言ではないほどの間柄だったのだが、2003年に両者の仲を引き裂く事件が起こったのだ。

 2003年正月に放送された『新春かくし芸大会』(フジテレビ系)で、アンナと神田が“殺陣100人斬り”のかくし芸に挑戦した。だが、収録においてアンナがミスを連発し、撮影は18時間にも及んだという。

 渾身のかくし芸に自信たっぷりの神田だったが、審査員のジャッジに不満を抱き、楽屋にスタッフを呼びつけ罵倒する様子をアンナが目撃したという。するとアンナは、収録で足を引っ張ったあげく、自分のせいでスタッフに八つ当たりしていると思い込み、以降は神田を避け“共演NG”にしていたという。

 これらの不仲説を2016年11月放送の『7時にあいましょう』(TBS系)に出演したアンナが打ち明け、神田と13年ぶりの再会を果たした。番組で、神田に再会したアンナは「泣いちゃった私。本当に大変だったんですよ。どうしよう、泣く場所じゃなかったのに…」と号泣。

 一方の神田は、「全然、怒ってないよ。なんで泣いちゃうの?」と終始平然とした様子を浮かべ、「(この件を)実は忘れていて」と明かした。神田は、アンナに恨みなどなく気にもしていなかったというのだ。確かに、スタッフに激高したことは覚えていたようだが、神田の怒りの原因は、「審査員へ」のものだったとぶっちゃけたのだ。

 神田は「ずっとそういうふうに思われてたと思うと、なんかすごい…言ってくれればいいのに」と声をかけた。だが、アンナは「言ったらもっと跳ね返ってくるのかなって」と恐怖のあまり太刀打ちできなかったと明かした。

 さらに、神田は「そんなに怖い?」と苦笑いしながらも、「怖がらないで」とアンナを気遣い、最後は握手とハグを交わした。かつての“お騒がせコンビ”は、和解し友情を取り戻したようだ。

 両者ともにメディア露出が減った現在はというと、アンナは突如ユーチューバーに転向宣言し、活動の場をネットに移した。大物ユーチューバーとのコラボを実現したいなどと意欲的ではあるが、芸能界からの厳しい意見や世間からの風当たりはまだ冷たい。一方の神田は、都度更新しているSNSを見る限りでは、相変わらずのセレブぶりはいまだに健在のようだ。

 神田の発言も何かとSNSで話題になっている。案外似たもの同士の“お騒がせセレブ”は、まだまだ注目度が高いとも言える。一世を風靡した両者が、手を取り合いユーチューブで共演する姿も見てみたいものだ。