ポーランドのグダニスク動物園で飼育されているアルビノの赤ちゃんペンギン(中央、2019年3月22日撮影)。(c)Maciej KOSYCARZ / various sources / AFP

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【AFP=時事】バルト海(Baltic Sea)沿岸に位置するポーランド北部グダニスク(Gdansk)の動物園で22日、アルビノ(先天性色素欠乏症)のケープペンギンの赤ちゃんが一般公開された。飼育員によると、アルビノのペンギンは希少で、飼育下では世界に1羽しかいないという。

 真っ白なケープペンギンの赤ちゃんは昨年12月14日に生まれたが、生存が危ぶまれたため、動物園側はすぐには公表せず、性別が明らかになって名前を付けられるようになるまで育つのを待った。

 グダニスク動物園のミハウ・ターコウスキ(Michal Targowski)園長は民放テレビTVN24に対し、「この赤ちゃんは活発で健康状態も良好。食欲も旺盛だ。何よりも、父親ペンギンと母親ペンギンが熱心に子育てしている」と語った。

 グダニスク動物園には全部で70羽のペンギンがいるが、アルビノの赤ちゃんペンギンは安全を確保するため、両親を含む成体6羽の小規模な群れの中で飼育されている。ターコウスキ園長は、1羽だけ見た目が違うことから他のペンギンに攻撃される可能性もあるとして、危害を受けないよう特別に目をかけて飼育していると話している。

 ケープペンギンは商業漁業、餌不足、汚染などで減少し、2010年から国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅危惧IB類(EN)」に指定されている。

【翻訳編集】AFPBB News