指原莉乃

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 アイドルグループ・AKB48の公演が19日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われ、4月1日をもってグループの総監督が横山由依から向井地美音に引き継がれることが発表された。

 各スポーツ紙によると、公演の終盤に横山が引き継ぎを発表。向井地に「これから一番大変な時期が来ると思うんだけど、先輩たちが作って下さった48グループを、後輩にバトンを渡してつないでいけるように、死ぬ気でやってほしい」とエール。

 それを受けた向井地は、「いろいろ変化が多い1年になるんじゃないかと思うんですが、総監督が2代目から3代目に変わっていくことも、良い方向に向いていけるように頑張りたい」と意気込んだという。

 「昨年まで毎年恒例行事だった総選挙が今年は実施されないだけに、グループがいかに苦境であるかを横山も向井地も把握しているはず」(音楽業界関係者)

 さらに、これまで総選挙で3連覇を果たすなど、48グループの“顔”のような存在だったHKT48の指原莉乃が、4月28日の横浜スタジアムでのコンサートをもって48グループを卒業。グループとして大きな柱を失ってしまう。

 「抜群のトーク力をもつ指原だけに、歌番組にAKBを呼べば指原が絶妙な盛り上げ役になっていた。しかし、その指原はもういないので、確実に歌番組への出演は減るだろう。これまで48グループがやっていたCMは徐々に坂道シリーズに移行してしまっている」(芸能記者)

 48グループの中で、すでにSKE48は3月1日付けで“身売り”され、運営会社が交代。NGT48はメンバーへの暴行事件による騒動がいまだに収束していないだけに、グループ全体の仕事が減れば、ほかのグループにも大きな動きがありそうだ。