ディズニーアニメの悪役たち! - 左から女王(魔女)、アースラ、マレフィセント
 - Buena Vista Pictures / Walt Disney Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 ディズニーヴィランズの知られざる生い立ちを描く実写テレビシリーズ「ブック・オブ・エンチャントメント(原題) / Book of Enchantment」の企画が進行中だという。The Hollywood Reporter などが報じた。

 セレナ・ヴァレンティーノの小説シリーズ(日本では「みんなが知らない〜(各アニメーション映画のタイトル)」という邦題で発表されている)を基にした本作。同シリーズでは、『リトル・マーメイド/人魚姫』のアースラ、『白雪姫』の女王(魔女)、『眠れる森の美女』のマレフィセントをはじめとした人気悪役たちが、なぜ邪悪な存在となってしまったのかがひもとかれている。

 脚本を執筆しているのは、テレビドラマ「コード・ブラック 生と死の間で」などのマイケル・サイツマン。現実世界で暮らすおとぎ話の登場人物たちを描いたドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」などで知られるABCスタジオの配信部門が手掛け、ディズニーが今年後半に立ち上げるストリーミングサービス「Disney+」で配信される。

 ディズニーヴィランズの実写作品といえば、アンジェリーナ・ジョリー主演映画『マレフィセント』が大ヒットし、続編が2020年5月29日に全米公開されることも決まっている。ヴィランズの子供たちを主人公にしたテレビ映画『ディセンダント』シリーズも人気を博し、第3弾の制作も発表されている。

 ディズニーは「Disney+」開設に向けて着々とオリジナルコンテンツの強化を図っており、『スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズや『マイティ・ソー』シリーズのロキ(トム・ヒドルストン)などを主人公にしたマーベルのドラマシリーズ、実写版『わんわん物語』や『天使にラブ・ソングを…』第3弾なども配信予定だ。(編集部・市川遥)