積乱雲が近づくサイン 出典:気象庁ホームページ

写真拡大

きょう20日(土)は、晴れているところが多いですが、東日本では天気の急変に注意が必要となります。地上が日差しであたためられた所に、上空に冷たい空気が流れ込んできて、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

北陸は、昼過ぎにかけて、関東甲信や東海は、夕方前から夜にかけて、急に強い雨が降ったり、雷雨になったりする所がありそうです。竜巻などの突風や降ひょうのおそれもあります。こうした現象の原因となる積乱雲が近づいているサインは、真っ黒い雲が近づく、雷鳴が聞こえる、急に冷たい風が吹くなどです。激しい現象は30分から1時間程度のことが多いので、その間は頑丈な建物に入り、通り過ぎるのを待つのが安全です。

(気象予報士・長谷部 愛)