KISS、45年間の活動に幕閉じる最後のツアー

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ロックバンド・KISSが、バンドとしての最後のツアーを敢行すると発表した。

45年にわたって活動してきた大御所バンドのKISSは、「エンド・オブ・ザ・ロード・ワールドツアー」を行うことを明かし、日程さえ決定していないものの、これまでで最も大掛かりなショーになると意気込みを見せている。

9月19日に米NBC局の「アメリカズ・ゴット・タレント」今シーズン最終回に出演し、ヒット曲「デトロイト・ロック・シティ」を披露した際、メンバーは「これが俺たちにとって最後のツアーになる」「今までやった中で最も激しい最大のショーになるよ。俺たちのことを好きな人は見に来てくれ。見たことがない人はこれがチャンスだ。このショーがね」と語り、その後に公式サイトでも次のようなコメントを発表した。

「この40年間にわたって俺たちが築き上げ、勝ち得てきたことは、世界中のクラブやアリーナ、スタジアムを埋め尽くしてきてくれた何百万人のファンなしではあり得なかった」
「このツアーはこれまで見たことのある人にとって究極の祝宴となり、見たことのない人たちにとっての最後のチャンスとなる」
「KISS軍団のみんな、史上最高のショーを届けるラストツアーでお別れを言うよ。そして悪びれなく、止められないという活動当初の姿勢で去るつもりさ」

ジーン・シモンズ、ポール・スタンレー、トミー・セイヤー、エリック・シンガーから成るKISSは、2000年にも一度解散宣言をしていたものの、エース・フレイリー、ピーター・クリスらオリジナルメンバーの脱退を経ながらも2年後に活動を再開していた。

ジーンは復帰の理由がお金とファン、自分のためだったと後に語っている。