富士急ハイランドが入園無料! パナソニックISの顔認証での入園・退園、アトラクション搭乗を導入

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現在、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は顔認証技術を活用した入退場システムを導入している。

富士急ハイランドは、2018年7月14日から、大人1,500円、小人900円の入園料を完全に無料化した。

入園の無料化にともない、顔認証による入退場システムを導入したというわけだ。
顔認証が適用されているのは、入園ゲート、退園ゲート、さらには全39アトラクションの乗車ゲート。

この顔認証技術を提供しているのが、パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)だ。

パナソニックISによると、富士急ハイランドでは、
・無料化に伴う入園者増加に対応した園内セキュリティの強化
・チケットレス化による利用者の利便性の向上
これらを目指しているという。

その中で、
パナソニック顔認証システムの精度
パナソニックISのシステム構築力
パナソニックISの顔認証システムにおける今後の拡張性
これらを評価して採用された。

導入された顔認証システムは、
・ゲート通過時に一人一人の顔を瞬時に認証し、入退場を管理委する
・フリーパス購入者は、アトラクション乗車時に顔認証で乗車が可能
顔認証を約1秒で完了し、ストレスなく入退園、アトラクション搭乗が可能
などの利便性と特徴がある。

富士急ハイランドWebサイト、または入園ゲートで顔写真の登録をする
・優先入園ゲート通過時、通過者の顔と登録した顔写真と照合し、認証をする
 (顔写真が登録済みの場合)
・アトラクション乗車時、搭乗者の顔と登録した顔写真の照合・認証をする
(フリーパス購入者のみ)
・退園・再入園時、通過者の顔と登録した顔写真の照合・認証をする


・入園料の無料化
顔認証システムによる利便性
これらで来園者の増加につなげることができるのか?
今後の結果にも、注目したい。

一方、こうした顔認証システムは、
・チケットレス化
・キャッシュレス化
に効果が期待される。
特に、チケットや限定品などの予約販売では、転売抑制などの効果も期待できるだろう。


執筆:2106bpm