同じ空間にいても、出会える人と、出会えない人がいるのは必然!? 豊かな機会を得た方やカウンセラーに、その違いを洗い出してもらいます。巡り合いが訪れる道を選んで、チャンスを次々に掴みとろう!

小さな違いが大きな岐路に! 「出会い」を育むエブリデイ

出会いのチャンスは、漫然と過ごしているだけでは掴めないもの。

「目の前に出会いがあっても、感性が鈍っていたら、それと気づかず逃してしまいがち。自分にとって本当に大切なものは何なのか、まずはそれを知る努力をすることで、自分に必要な物事へと自然と意識が向き、良質な出会いを掴みやすくなるのです」(美LIFEクリエイター・長谷川朋美さん)

そんな出会える人が持つ基本的な特徴は、下の3つ。

「出会いがある人とない人の差は、わずか。少しの意識改革で、出会いのある豊かな人生に」(心理カウンセラー・岩崎クレアさん)

出会える人の3つの特徴

【自分の好き嫌いを知っている】「出会いのある人は、自分自身のことをよく知っています」と、長谷川さん。自分は何が好きなのか、どんなことをしている時が心地いいのか分かっているため、“コレ”という物事と出会った時にすぐに気づけるそう。「それに、普段から自分の嗜好に沿った生活をしていると、周りの人から関連情報が得られるなど出会いにもつながります」

【一人で無心になれる時間を持っている】出会いがある人というと、誰かとしょっちゅう会っているというイメージがあるけれど、実は一人でいる時間も大切にしているのだとか。「常に人と会っていると、雑念で心がパンパンに。心にスペースがないと、出会いはキャッチできないんです。一人でヨガなどをして心を定期的にクリアにしている人ほど、出会い上手」(長谷川さん)

【利他の心を持つ】自分のやりたいことが個人的な願望にとどまらないのも、出会いがある人の特徴の一つ。「たとえば料理が好きなら、それをみんなに振る舞って喜んでもらうなど、利他の心を持っていること。思いやりのある人が魅力的に映るのは、学術研究でも明らかです。そういう人は誰かに紹介される機会が増えるなど、出会いが多々あります」(岩崎さん)

長谷川朋美さん 美LIFEクリエイター。会社経営12年。自分と向き合う学校「ビューティーライフアカデミー」主宰。著書は計8冊。

岩崎クレアさん 心理カウンセラー。夫で脳科学者の岩崎一郎さんとの共著『出逢いの法則』(中経出版)では、出会いを掴むための方法を伝授。

※『anan』2018年5月30日号より。イラスト・伊藤ハムスター 取材、文・保手濱奈美

(by anan編集部)