本音はインスタ映え狙い? キャラ弁にかわって登場した「地味弁」「ハードコア弁」の破壊力がハンパない

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InstagramやSNSでも以前は、アニメのキャラクターなどを具材で描いた「キャラ弁」が流行っていた。
具材を工夫して、キャラクターを忠実に再現することで話題になり、流行した。
まさに“見た目重視”の弁当だ。

しかし、流行廃りは世の常、今はというと、
最近InstagramやSNSなどでも話題になっているのが、
・「地味弁」
・「ハードコア弁」(ハードコア弁当)
と言われるもの。
みなさんはご存じだろうか?

この「地味弁」、地味とは謳っているが、その名称とは異なり、「キャラ弁」に負けないほどのインパクトがある弁当なのだ。

●見た目ではなく味重視というけれど……

地味弁は、彩りなどの見た目重視ではなく“味重視”の弁当とされている。

しかし、ネットにアップされているSNSなどの写真を見る限り、

「まったく地味ではない!」
というのが筆者の印象だ。

本来「地味弁」は、卵焼きやウインナー、プチトマトなど、一般的な弁当の具材が使われている普通の弁当のハズなのだ。
しかし、今の「地味弁」は、それに止まらず、
・凝った具材を入れる
・品数が多い
・栄養にこだわっている
いわゆる「豪華な弁当」といえるもののほうが多いのだ。
手間ひまがかかる点においては、キャラ弁と労力は変わらないかもしれない。

「地味なお弁当です」というのは謙遜で、いずれもインスタ映えする渾身の「美味しそうな弁当」ばかりなのだ。

名称はどうあれ、美味しそうな弁当を作れる料理の腕はうらやましく、見習いたいと思えるほどだ。


●本当の地味弁はこちら? 破壊力が半端ない「ハードコア弁」
昭和生まれの筆者が「地味弁」と聞いてすぐに思い浮かんだのは「日の丸弁当」だ。
白いごはんの真ん中に、梅干しが1つ乗っているだけの弁当である。
「日の丸弁当」は、地味弁の王道ともいえる。

しかしこの「日の丸弁当」も、今は、味で勝負の地味弁ではなく、
「ハードコア弁」というジャンルに含まれてしまうのだろう。

ハードコア弁とは、
ごはんに何か一品を乗せた弁当だ。
ホイップ坊やさんの考案とのこと。

実は、その乗せる一品が、とてつもなくインパクトがあるのだ。

・ごはんの上に、春巻き1本!
・ごはんの上に、餃子!
・ごはんの上に、ハム!

地味を通り越して破壊力がありすぎる弁当なのだ。
「ハードコア弁」は、地味弁とはまた別のインスタ映えする弁当だといえるだろう。

「ハードコア弁」なら料理の腕がなくても、ごはんを炊いて、お惣菜を用意すれば、誰でもできる。

・料理の腕がない
・手間ひまかける時間がない
・さらに食費を節約したい
という人は、大好物の一品を乗せたハードコア弁を試してみてはいかがだろうか。

あなたにも「インスタ映え」の弁当ができるかもしれない。