東京(立川)ヒノキ花粉の飛散量 2017年・2018年

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今年の花粉飛散の特徴は、ヒノキ花粉が多いことです。東京都の今年の飛散量はスギ花粉も予想を上回る多さでしたが、ヒノキに関しては昨年の総飛散量の10倍以上がすでに飛んでいます。この先もヒノキ花粉の飛散のピークとなりそうです。

きょう7日(土)は太平洋側で雲が多め、日本海側は雨や雪となり、花粉は抑え目でしょう。ただ、気温が高めで風が強い関東はきょうも非常に多く飛びそうです。また、西日本を中心に黄砂が観測されていますが、これは見通しの観点からの観測です。観測が無くても飛んでいる所はあり、黄砂はアレルギーや喘息を悪化させるとも言われています。

来週は東日本と東北で花粉が非常に多く飛び、黄砂も風に乗って飛んでくる日がありそうです。もうしばらく万全の対策が必要となるでしょう。

(気象予報士・長谷部 愛)