「今年はなかなか苦しい1年となってしまったね。ピッチが恋しいよ」とクラブ公式にて語ったマヌエル・ノイアー。今年9月に今年2度目となる中足の亀裂骨折を抱えた守護神は、手術から3週間が経過した今もなお、制限された動きのみが許されている状態にあるという。

「最初の時期は比較的受け身な形での取り組みが行われることになるんだ。フィジオセラピストからの治療を受けながら、次のステップへのゴーサインを待つことになるんだよ」とノイアーは説明。「術後はとにかく傷口が水などに濡れないようにすることが重要で、清潔に保ち回復を待つことになるんだ」

そのためシャワーを浴びるためにはしっかりと傷口が塞がるまで待つことになるのだが、回復を待つのは何も外側ばかりではない。「足の中の傷も回復させていかないと。それには最大でおよそ半年はかかってしまうこともありえるんだ」とノイアーは説明。つまりは最悪の場合は、ドイツ代表主将は今年3月まで離脱する可能性さえもあるということだ。「1月での復帰を視野に入れてはいるけれどもね」

ただし来夏に行われるロシア・ワールドカップ出場をにらみ、決してリスクはおかしたくはない。そしてそのときまでには、「前人未到の記録」であるブンデス6連覇達成で勢いづくことへの意欲をみせたノイアー。しかしながら現在は首位ドルトムントに勝ち点差5という状況にある。