中村(10番)は献身的に走り、守備でも貢献した。写真:川本学

写真拡大

[J1リーグ22節]G大阪0-2磐田/8月13日/吹田S
 
 J1リーグ22節のG大阪対磐田が13日、市立吹田サッカースタジアムで行なわれ、磐田が2-0で勝利した。
 
 ひと際輝いたのが、中村俊輔だ。磐田の2ゴールは、いずれも背番号10のFKから生まれた。19分には、左サイドから鋭いクロスを送り、大井健太郎の先制点を演出。73分には、右サイドから絶妙にコントロールされた浮き球クロスで、アダイウトンの追加点をアシストした。
 
 磐田は守っても全員が献身的に身体を張ってゴールを許さず。2-0のまま90分を戦い抜き、アウェーで会心の勝点3を獲得した。これで磐田は勝点38とし、同36のG大阪を抜いて6位に浮上した。
 
 一方のG大阪は、立ち上がりに流麗なコンビネーションから倉田秋が絶好のチャンスを迎えた。また、新加入のファン・ウィジョもポスト直撃の強烈なシュートを放ち、アディショナルタイムには長沢駿が決定的なヘッドを見舞っている。結局、1点も取れなかったが、個々の能力の高さや攻撃の迫力は見せたと言えるだろう。