テレビ東京「マジか!その後の人生〜あの栄光を掴んだ21人 今を大追跡SP〜」(18日放送分)では、横浜マリノスなど複数のクラブで活躍した元人気Jリーガー・山田隆裕氏(45歳)の現在を伝えた。

番組スタッフとの待ち合わせ場所にやってきた山田氏は、痛風の痛みで足を引きずりながらの登場。「サッカーやってケガしたとかじゃなくて、単に自分の体重を足首が支えられなくなって。何もしていない。普段運動絶対しないんで」という同氏のカラダは太り、現役当時の面影はなくなっていた。

山田氏は、中学生の頃に父親が事業で失敗。1億円近い借金を残して失踪したこともあり、自分が打ち込んできたサッカーについても、「言葉悪いですけど、僕にとってお金を稼ぐための手段だったという部分は否めない。サッカーが一番お金を稼ぐのにいい仕事だったというだけで好きか嫌いかと言われたら、そんなに好きじゃない」とドライに語った。

また、引退後に始めたメロンパンの販売事業についても、「僕自身メロンパン嫌いなんですよ」とアッサリ。それでも「『焼きたてのメロンパンを食べたことあるか?』という問いに対してはあると言った人はいなかったし、提供している人もいなかった」、「メロンパンだけは家で作れない」などとビジネスに対する嗅覚を感じさせる。

メロンパンの販売事業は、2年で20店舗にまで拡大するも、フランチャイズのオーナーらと訴訟沙汰になり事業を畳むはめになった山田氏。その新規事業は、「飲む量が半端ない。日本人の3倍、4倍は飲む」という理由から外国人向けのスポーツバーに定め、開店準備に追われているという。