報道陣の質問に答える文議員=20日、ソウル(聯合ニュース)

写真拡大 (全6枚)

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として日本に派遣された与党「共に民主党」の文喜相(ムン・ヒサン)国会議員は20日、旧日本軍の慰安婦問題を巡る韓日合意について、「(両国が)未来志向的に賢く乗り越えることで一致した」と述べた。文議員はこの日、4日間の日程を終え帰国した。

 また、「韓国も(慰安婦合意の)破棄には言及せず、韓国国民の大多数が情緒的に受け入れられないことを明確に伝えた。(日本側からは)その趣旨を理解できると受け止められる話を聞いた」と強調。慰安婦合意の問題で韓日関係が崩れることはないと述べた。
 訪日の成果については「韓日関係が冷え込んだ中で、新たな段階に入るきっかけをつくった」と説明した。
 文議員は18日に安倍晋三首相と会談し、文大統領の親書を伝えた。
csi@yna.co.kr