ゾゾタウン前澤代表の美術館、準備着々?バスキア作品を最高額123億円で落札

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 「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するスタートトゥデイの代表取締役で現代芸術振興財団の創設者 前澤友作氏がニューヨーク時間5月18日夜に開催されたサザビーズ(Sotheby's)のオークションで、アメリカ人の画家ジャン=ミシェル・バスキアの絵画作品を約123億円(1億1,050万ドル)で落札した。同アーティストの作品では過去最高の落札額となる。

 今回落札されたのは1982年に制作された初期の作品。前澤氏はインスタグラムで落札したことを報告し、「アートを好きになってよかった。このペインティングをはじめて見た時、心からそう思いました。みなさんにも見てもらえる機会を作れたらいいなと思っています」とコメントしている。

 10年前からアート作品を収集している前澤代表は、昨年5月に開かれたクリスティーズのオークションセールではバスキア作品を約62.4億円で落札したほか、ブルース・ナウマン(落札額約1.8億円)やアレクサンダー・カルダー(約6.3億円)、リチャード・プリンス(約10.6億円)、ジェフ・クーンズ(約7.5億円)などのコンテンポラリー作品を続々と購入している。今後数年の間に、生まれ故郷である千葉市内にプライベート美術館の設立を計画しており、オープンへの準備が着々と進められているようだ。