28日、央視新聞などによると、強制的な機内からの引きずり出しでユナイテッド航空に搭乗していたベトナム系男性が負傷した問題で、同社と男性がすでに和解していることが明らかになった。資料写真。

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2017年4月28日、央視新聞などによると、強制的な機内からの引きずり出しでユナイテッド航空に搭乗していたベトナム系男性が負傷した問題で、同社と男性がすでに和解していることが明らかになった。

この件を担当した男性側の弁護士が現地時間27日、報道各社にメールで知らせたもので、具体的な協議内容や賠償金の額を公表しないことが和解条件の一つという。また、ユナイテッド航空は「安全問題にかかわる場合を除き、乗客を強制的に機内から降ろさない」「オーバーブッキングが発生した場合、自ら座席を譲った客に1万ドル(約110万円)を提供する」などの改善策を打ち出している。

今月9日に起きたこの騒動で負傷した男性はユナイテッド航空を相手に損害賠償訴訟を起こすとしてシカゴの著名法律事務所に対応を依頼した。和解を発表した弁護士は航空会社側の姿勢を評価し、「被害者男性の経験が世界の数百万人もの旅行者の生活を変えることになる」と指摘。ネット上ではその賠償金額が1億4000万ドル(約155億円)に上るのではないかとの臆測が広がっており、「自分が当事者になりたかった」といった羨望の声も上がっている。(翻訳・編集/野谷)