生きるヒントがいっぱい!ミュージカルでスヌーピーの夢の世界を体感

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世界中で人気のキャラクター「スヌーピー」が登場する、チャールズ・モンロー・シュルツ著のコミック『ピーナッツ』。その世界をそのままミュージカルにした『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』が、2017年4月9日(日)から4月25日(火)まで「シアタークリエ」で上演される。それに先立ち1月下旬に「スヌーピーミュージアム」で開催された取材会に潜入、同ミュージカルのみどころを探ってきた。

数々の受賞歴がある人気の舞台を個性豊かなキャストたちが彩る


そもそも原作の『ピーナッツ』は1950年にアメリカの新聞で連載が始まって以来、65年以上も世界で読み続けられていて、ブロードウェイミュージカルとして初演されたのは1967年のこと。1999年にはトニー賞助演男優賞と助演女優賞受賞を獲得したり、過去に日本でも上演されたり、人気の舞台といえる。そして初のミュージカル化から50周年を迎える今年、2017年4月9日(日)から4月25日(火)まで日比谷にある「シアタークリエ」で上演されることになったそう。

1月の取材会に出席したのは、訳詞・演出を手がけた小林香、チャーリー・ブラウン役の村井良大、ルーシー役の高垣彩陽、サリー役の田野優花(AKB48)、ライナス役の古田一紀、シュローダー役の東山光明、そして、スヌーピー役の中川晃教ら、演劇、音楽、アニメなど様々な分野で活躍するキャストたち。

スヌーピーを演じる中川氏は、人間ではない役を演じられるのは役者冥利に尽きるとコメント。チャーリー・ブラウンのことを俯瞰で見ているスヌーピーが、どんなふうに思っているのかを動きで表現したいと語った。

大人だからこそ楽しめる!「しあわせは、誰にでも、何にでもある。」がテーマ

小林氏は、「50年前に作曲されたとは思えないぐらいキラキラとした珠玉のナンバーが何十曲も揃っています。コミックを読んだことがない人でも十分楽しめる作品です」とコメント。ジャズやクラシックなど多岐にわたるジャンルの音楽がショーアップされ、ステージを魅力的に盛り上げてくれるとか。

もちろん音楽だけでなく、「しあわせは、誰にでも、何にでもある。」をテーマに、本当に大切なものを教えてくれるという内容にもご注目を。キャラクターたちの言葉や生き方には、“子ども”という枠組みを超えた哲学が織り交ぜられている。納得したり感動したり、大人だからこそ楽しめる内容といえそう。スヌーピーの魅力を舞台で体感できるのも新鮮かも。

ミュージカル体験の前にミュージアムで気分を盛り上げて


取材会当日、キャストたちは会場となった「スヌーピーミュージアム」の展示を巡り、スケッチやセル画、日本初公開の原画のほか、3分間の特別映像やスヌーピーに似た愛犬の写真を展示した「そっくりさんコンテスト」、スヌーピーの感触を体験できる「ビッグ・ハグ」など、ここだけにしかない夢いっぱいのスヌーピーの世界を満喫していた。

そんなワクワクする夢の世界をミュージカルで表現した今回の舞台は、心に響くセリフがあったり音楽があったり、『ピーナッツ』ファンならずとも十分楽しめること間違いなし。ぜひ足を運んでみて!



<公演概要>
ブロードウェイミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』
会場/シアタークリエ(東京都千代田区有楽町1-2-1)
期間/2017/4/9(日)〜4/25(火)※4/13、4/20休演
料金/10800円(全席指定)
アクセス/東京メトロ千代田線「日比谷駅」A13出口より徒歩2分、日比谷線「日比谷駅」A5出口より徒歩3分ほか



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