真面目に使うだけではダメ!PCのエクスプローラーで確実に手間を減らして作業を早くする方法

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普段パソコンで何気なく使っているのがエクスプローラー。
エクスプローラーは、ファイルをフォルダーに分けて整理整頓したり、あちこちのフォルダーに移動したりする際に、なくてはならないツールだ。

使う頻度も多いエクスプローラーは、ちょっとした手間が、大きく効率を下げ、作業時間が多くなってしまう。当然、使う人の疲労も大きくなる。

しかし、ちょっとしたワザを使えば、フォルダー間の移動の手間を省いて、作業を軽くでき、効率をアップすることができる。

そんな便利ワザを紹介する。

●アドレスバーを利用してフォルダー移動
アドレスバーには、今自分がいるフォルダーのアドレス(場所)が表示されている。
実は、ここを利用して簡単にフォルダー移動することができる。

たとえば、3つ上の階層のフォルダーに戻りたいのであれば、そのフォルダー名部分をクリックすればいいだけなのだ。

アドレスバーの左側にある[↑]を1つ1つクリックして戻る方法だと、合計3クリック必要になるが、この方法なら、1クリックで戻ることができる。

つまり2手間省けるわけだ。

また、フォルダー名とフォルダー名の間の[>]をクリックすれば、同じ階層のフォルダーが一覧表示される。
ここに表示されたフォルダー名をクリックして、一気にフォルダーを移動することもできる。


フォルダー名の間の[>]をクリックすると、その階層のフォルダーが一覧表示される。


●アドレスバーの横のアイコンを利用してフォルダー移動
アドレスバーの左側には、4つのアイコンが並んでいる。
[↑]をクリックすれば1つ上の階層に移動する
[←]をクリックすれば1つ前に開いていたフォルダーに移動する
[→]をクリックすれば1つ後に開いたフォルダーに移動できる


残る1つのチェックマークみたいなアイコンだが、これが実は非常にスグレモノなのだ。

このアイコンをクリックすると、なんと、今まで開いたフォルダーを一覧表示してくれる。

「ちょっと前に開いてたんだよなぁ」なんてフォルダーも、一発で開くことができるというわけだ。


開いたファイルの履歴一覧が表示され、一気にフォルダーを移動できる。


●ナビゲーションウィンドウの表示を変えておく
ナビゲーションウィンドウでは、左側にフォルダーがツリー表示されている。
フォルダーの移動は、このツリー表示を利用してもいいのだが、初期設定では、いくら右側でフォルダーを展開していってもツリー表示は変わらない。

これでは不便だ。

[表示]−[ナビゲーションウィンドウ]で[開いているフォルダーまで展開]をチェックしておけば、右側で開いているフォルダーの階層までツリーで表示してくれるようになるので、移動はグッと楽になる。

このように、アドレスバーやアイコン、そしてツリー表示を利用すれば、フォルダー間をサッと移動できる。

確実に手間が減り、仕事もはかどるというものだ。ぜひ活用しよう。