夫が帰宅拒否症になることも!「厳しすぎる妻たち」の共通点

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仕事が終わり、 「やっと今から家に帰れる」というときになると、憂鬱になる男性が増えているそうです。早く帰れることを喜ぶどころか、居酒屋やファーストフード、映画館やネットカフェなどで時間をつぶし、家族が寝静まったのを見計らって帰宅。

男性によっては、他の女性の家で過ごす場合も……いわゆる“帰宅拒否症”というものですね。

本来なら安らぎの場所であるはずの家に、なぜ帰りたくなくなるのか? それは自宅にいる妻との関係、また家の雰囲気を決める妻の態度や行動に原因がある場合が多くあります。

これまで5,200件以上の恋愛・結婚相談を受けてきた筆者は、その多くの場合において、夫に厳しすぎるというのが帰宅拒否症になる大きな原因だと考えます。

そこで今回のコラムでは、夫に厳しすぎる妻たちの特徴についてお送りします。

■1:強い独占欲があり、完璧を求める

婚姻関係により夫は自分のものと思うようになり、夫の行動やお金の使用、休日の過ごし方など、全て自分の思い通りにしたくなる人がいます。完璧主義な女性に多いのですが、夫は家庭での自由がなくなり、家に帰ることが苦痛になってしまいます。

■2:プライドが高く、過度な上昇志向がある

世間の目を気にするプライドが高い女性は、夫の社会的地位や名誉などに対して過度な願望を抱き、会社での出世などを要求することがあります。

負けず嫌いな女性に多いのですが、このタイプの女性は出世だけでなく、日常生活でも夫と戦おうとします。ちょっとしたこと、例えば週末にどの店で外食をするかなどでも、基本的に自分の希望を叶えることを重要視していて、「それもいいね!」と相手に譲ることがないのです。

恋愛や結婚は“負けて勝つ”みたいなところがありますから、そこまでこだわる必要のないことであれば、譲ってあげる心がけも必要でしょう。

■3:自分勝手な価値観を大事にする

物事の理想とする姿を自分の価値観で描き、それを夫にも強要する女性がいます。特に女性が潔癖症な場合は、自分の思い通りに夫が考え、行動することを望む傾向が強いようです。

もちろん、散らかっている家よりはキレイな方がいいに決まっています。問題なのは、「家を散らかすあなたが間違っている!」という強い妻の態度なんです。

「もう少しきれいにしてほしい」ということを伝えるにしても、どのような言葉でどのタイミングで伝えるかを考えれば、夫のストレスも軽減されるでしょう。

夫婦関係の基礎になるのは、相手への思いやりや日々のコミュニケーションです。真面目な女性ほど、「あなたのここがよくないから〜」と指摘したり、「どうして○○してくれないの?」など、理詰めで相手が変わることも求めがちです。

しかし、先にも挙げたとおり、恋愛や結婚は“負けて勝つ”方が幸せになれるもの。「1人じゃ何もできない」とばかりに、女らしさを前面に出して甘えるくらいの方が、彼もがんばってくれますよ。

 【筆者略歴】

橘つぐみ ・・・ 恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!』(講談社)『最終彼氏の見つけ方』(大和出版)他。

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※ Dean Drobot/ shutterstock