益若つばさ、8歳の息子への教育方針を力説

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モデルでタレントの益若つばさと、お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久と結婚し、現在第1子を妊娠中のモデル・近藤千尋が、ファンを代表する家族と一緒に「ジャングル・ブック」MovieNEX発売を記念した座談会に参加した。

益若は、8歳の息子と一緒に鑑賞した際、主人公のモーグリ以外全部CGということを息子から教えてもらい「嘘でしょ? 地面に影も映っているじゃない!」と、とにかく驚いたという。また、「ハラハラドキドキする展開が多かったので、子供は最後まで集中して観ることができました」と親子で楽しめるストーリー展開を称賛。

一方の近藤は、自宅で動物が大好きな夫とゆっくり見たそうで、「物語は大人も子供も楽しめますし、実は映画館で見ていたので今回2回目でしたけど、とても楽しめました」と何度見ても楽しめる感動物語と、動物を好きな人にもぜひ見て欲しいと訴えた。

その後、好きなキャラクターについて話が及ぶと、参加した母親の多くはモーグリを育てた狼のラクシャや、モーグリを温かく見守る黒ヒョウのバギーラを挙げ、この作品は母親目線で感情移入して楽しめると答えた。

なお、親と子、どちらにも人気だったのは陽気でユーモアいっぱい、クマのバルー。益若は「クマの怠け者な感じがいいし、ディズニー映画なので、クマのプーさんを実写化したら、きっとバルーみたいな感じですよね。やっぱりハチミツが好きなんだなと思って、癒されました。それに、モーグリと一緒に成長していくところも、ほっこりしました」と、本作の人気キャラクターの魅力を解説。近藤も「私もだんなさんも完全に(陽気で自由な)バルー・タイプなので、困っています。子どもが産まれたら、ちゃんと叱れるのか不安です(苦笑)」と妊婦らしい悩みを漏らし、会場を大いに沸かした。

次に本作で描かれた物語のテーマについて。“ジャングルの掟”を守り、人間らしさを封印しオオカミとして幸せに生きてきたモーグリは、ある時、仲間を守るために人間として“自分らしく生きる”ことの意味や大切さに気がつく。このことに共感したという益若は「すべてを掟で固めるのではなくて、私は息子に『何でも自分で選択をしなさい』と言っています。黙って聞いて、息子が選んだ方について『じゃあ、やってみたら』と促します。そうやって自由に育てています」と力説。益若の経験を元にした教育方針に、会場にいた母親たちは熱心に耳を傾けていた。

最後に、近藤は本作の魅力について「物語のなかに教育の話もあって、子どもの人生に大きな影響を与えるポイントがいっぱい詰まった映画だと思います。私も子どもに大切な事を伝えられる母親になりたいです」と笑顔でコメント。益若も「小学生も物語を理解できますし、映像がとってもきれいなので、赤ちゃんが見ても映像を楽しめると思います。家族でワイワイと会話をしながら楽しめる映画だと思うので、あえて、おしゃべりをしながら観てほしいです!」と締めくくると、会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響き惜しまれながら座談会は幕を閉じた。

「ジャングル・ブック」は12月16日にMovieNEX発売、デジタル配信中。12月25日までは、東京・汐留シオサイトに、ジャングルの動物たちが大きなブロック壁を突き破るかのような迫力ある大型トリックアートが出現している。