16日、人民網は、「なぜ日本人男性は世界で最も家事をしないのか」と題する記事を掲載した。写真は新橋のビジネスマン。

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2016年11月16日、人民網は、「なぜ日本人男性は世界で最も家事をしないのか」と題する記事を掲載した。

中国では男性が家事を分担することが多く、特に「男性は料理ができなければ結婚できない」とまで言われ、定時で仕事を切り上げて帰り、家族の夕食を作る男性も少なくない。日本で専業主婦になる女性が比較的多いことについても、中国では「信じられない」「男尊女卑が深刻」などといった声があがる。

記事は、総務省の統計で、日本の子どもがいる共働き世帯で夫が家事を分担する割合が14.1%だと紹介する。これは、スウェーデン(42.7%)、フランス(38.6%)、米国(37.1%)、英国(34.8%)など、他国に大きく引き離されている。

その原因については、「日本が男女の役割分担がはっきりしている社会であること」や「男性の労働時間が他国に比べて長いこと」を挙げた。このほか、「日本人男性の家事能力の低さ」も指摘する。家事に対して積極的ではないわけではないが、経験が少ないのでうまくできず、結局、女性が担った方が効率が良い。その結果、男性がますます家事から遠ざかっているというのだ。

一方で、現在の20〜30代の男性の6割が「男性が家事や育児に参加するのは当然」と考えていることや、若い世代は学校で家庭科が必修だったことに触れ、日本が取り組んだ「性別にとらわれない教育」の成果が出始めているとしている。基礎はすでにできているため、今後は労働時間の短縮と労働環境の改善、男性の家事レベルの向上が実現すれば、男性の家事分担率も欧米のレベルに近づくはずだと記事は指摘している。(翻訳・編集/北田)