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30日、あるTwitterユーザーが動物を飼うことと経済の問題についての主張を連続投稿し、大きな反響を呼んでいる。

非臨床系獣医というこのユーザー。以前Twitter上で「動物を飼うにあたっては十分な経済力が必要。獣医師に連れて行ったり、ワクチン打つ余裕もないのに飼うんじゃない」と発言し、「貧乏人は動物を飼うなと言うんですか?」と反感を買った過去があるそうだ。

このやり取りを振り返りつつ、ユーザーは「私は『そうです。お金がなければ動物は飼ってはいけません』と答えます」と、改めて自身の見解を明らかにした。
このツイートは、31日14時半の時点で2万件以上のリツイートと、1万2000件以上の「いいね」を集めるなど、ネット上で大きな話題となっている。

ユーザーは続けて「じゃあ、貧乏人は子供も産むなと言うんですね?」という反論を仮定した上で、ユーザーは、人の子どもだったら最悪の場合に陥っても、福祉施設に頼むことで、最低限のケアはしてくれると説明する。しかし、動物の場合、こうした福祉サポートがない以上、「飼い主が手を離すことは、その動物の死を意味する」のだというのだ。

「飼えない動物は、動物病院に頼めばいい」という類の意見に対しても、ユーザーは「動物病院だって機材・医薬品・餌、人件費等々・・経費がかかるのです」「そして、保護者の居ない動物を保護しても、人の事例と違って『行政からのサポートはありません』」と切り返す。
そして、動物のために働いている人に向かって、「あなたが助けてくれなかったら、この子は捨てます」「動物愛護センターで処分してもらいます」と脅しをかけることについて、「本当に止めてください」と訴えたのだ。

ユーザーは、「自称:動物好き」なそうした人の行いが、現場で働く人の心身を壊し、生活基盤を奪うだけでなく、本来助けられるはずだった動物の命まで奪っていると指摘。続けて、「『動物の保護は自己責任で。経済的負担も覚悟の上で』お願いします」と念押ししていた。

実際、動物を飼うのに必要な額はいくらなのだろうか? アニコム損保がペット保険「どうぶつ健保」契約者に対し、ネットでアンケートをしたところ、2015年の1年間にペット1頭へ支出した費用は、犬が平均で約34万円、猫が約17万円という結果が出たという。月額でみると犬では約3万円、猫でも約1.5万円ほど必要と見られ、このユーザーのいう「十分な経済力が必要」ということは確かなようだ。

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